みつろうろうそく作り
木々が色づき始め、
日ごとに秋が深まる季節。
子どもたちは移ろいゆく自然を
じっくりと観察して、
身体を動かしています。
子どもたちが見つけるきれいな世界、
あそびを通して伝える力によって
私たち大人が自然の豊かさに
気づかされる瞬間が多々あります。
こんにちは。
ほし組担任のゆきこです。
先日はみつろうろうそく作りに
ご参加いただきありがとうございました。
はぐみのでは誕生日会に使うろうそくを
一本一本、手作りしています。
みつろうはみつばつちの巣を溶かして圧搾し、
不純物を取り除いたものです。
みつろうろうそくは火を灯せば空気を浄化し、
その発せられた気体には
多くのマイナスイオンを含み、
アレルギー物質を包み込んで除去してくれます。
この自然の恵みを使って
作るみつろうろうそくは、
お鍋に溶かしたみつろうに
何度も何度も浸しながら、
ゆっくりと時間をかけて丁寧に
一本のろうそくにしていきます。
心を落ち着かせ、
静かにゆったりと流れる時間。
部屋中が甘く優しい香りに包まれた頃、
みつばちさんも匂いに誘われ、
あそびに来ていましたよ。
ゆっくりと時間をかけて
何かに没頭するということは
心と気持ちをすべてそこに注ぐことす。
子どもたちの健やかな成長を願い、
大切に作られたろうそくが、
一人ひとりの特別な一日に優しく光を灯し、
一緒にお祝いできる日を楽しみにしています。