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バッタの脚力!! 飛べ 子どもたち

こんにちは、
2歳児ほし組担任のみゆきです。

とても暑い夏が終わり、
台風で一気に秋になりましたね。

はぐみのでは季節の移り変わりを
子どもたちと一緒に感じ、楽むために、
園庭に出る時は
必ず保育者も一緒になり、
秋の虫探しをしています。

アリは姿を見せず、
時折トンボが存在をアピールして
秋を知らせてくれます。

探さなくても芝生を歩くだけで
ぴょんぴょん跳ねる虫・・・
そう「バッタ」です。

写真1

以前、書店で
働いたこともある私には
『飛べ!バッタ』の
タイトルが浮かびました。

日常の生活の中に
バッタと絵本が結びつくなんて
想像していませんでした。

書店で働いた経験も
「今の自分につながっているんだ」と
不思議に思い、
「人生無駄な時間はないのだなあ」と
つくづく感じました。

「本」の記憶が役に立つことも
改めて気づきました。
子どもたちにはこれからの長い人生で
たくさんの本と出会ってほしいと
願っています。

写真2

ある日の朝、
生き生きした変わったバッタを
満面の笑みで
保育室に持ってきてくれた園長。

「我先に見たい」と
押し合う子どもたち。

早速、子どもと一緒に
「むし図鑑」を開くことにしました。

思った以上の子どもたちが
周りに集まりました。

「あれでもない」
「この虫でもない」と
小さな手がたくさんページをめくります。

子どもたちの
「調べたい」「知りたい」気持ちが
とても嬉しくて、
私もつい図鑑の世界へ入り込み、
なぜか幸せな時間となりました。

写真3

そして、とうとう発見しました。
「バッタ」ではなく「イナゴ」という
立派な名前を持つバッタの仲間でした。

さらに発覚したこと。
幼い頃より私が呼んでいた
醤油のような黒い液体を出すバッタは、
「醤油バッタ」でなく
「ショウリョウバッタ」だったのです。

こんな季節に隅から隅まで
バッタの生態を見るのは…
人生初めてでした。

子どもたちからは
質問が飛び交います。

「みゆきさん・・
 どうしてあんなに飛ぶ?」

無言で食い入るように
図鑑でバッタの身体のしくみを
見る子どもたち。

「私は本が全く見えない・・」

私は
「なんでかな?」
「虫って羽あるからじゃないの?やだやだ(内心)・・」
「脚が大きいから~?」
「・・・ん?大きい?」
「脚が太いから~?」
「太もものこと言ってる?」
「脚が曲がっているから~?」
「・・・」

私の言葉を挟むことなく
次から次へと、
子どもたちの
自由な想像の世界が広がります。

地面にいるバッタ、
スローモーションで羽を広げて
元気いっぱ飛び出す
生き生きした空中写真のバッタ。

「何が?どこが違う?」

バッタが大きく
ジャンプすることができる理由は、
羽ではなく
「脚」だったのです。

ジャンプするには
曲げることは絶対に必要なのです。

大人になると、
ジャンプする前に大切なエネルギーをためる、
「一度しゃがむ姿」を
失敗や立ち止まりやスランプと
はき違えていないでしょうか?
自分自身にも問いかけました。

大人は子どもに
大きなジャンプを期待して、
毎日をせかしてはいないでしょうか? 

「イナゴの脚は
 ショウリョウバッタの脚より
 モリモリして
 太くて力がすごいんだろうね」

「すごくジャンプするために、
 たくましく曲がっている
 つくりなんだね」

「飛んでばかりだと
 疲れるから
 じっとすることも大事だね」

…と、
子どもたちと一緒に納得した私でした。

長野県でも生活したことある私は
スーパーの特売で
イナゴの煮つけが売られていたことを
自慢げに話しました。

子どもたちは何とも言えない顔で
一気にいなくなりました。

これからバッタを見つけた時に
「私」と「図鑑」の
記憶が残ったら嬉しいなと
感じるひとときでした。

写真5

「ふれあい広場」で
ほし組の子どもたちの
生き生きとしたジャンプする姿を
みなさん、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

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