一人ひとりの大切なお食事
こんにちは。
1歳児にじ組担任のえりです。
早いもので一月も半ばを過ぎ、
二月に突入しようとしていますが、
にじ組の子どもたちはお鼻が出ている子はいても、
熱を出してお休みする子は少なく、
元気に日々を過ごしています。
さて、今回ははぐみので大切にしていることのひとつ、
『食事』についてご紹介させて頂きます。
一斉保育では全員で食べ始めるため、
十分な介助ができない状況が起こりますが、
はぐみのでは育児担当制を取り入れてるため、
四月当初は一人の保育士に対して二人ずつ、
秋からは子どもたちの様子に合わせて
三人ずつを丁寧に介助しながら
順番に食事をしています。
1、「正しい姿勢で食べる」
子どものひじが机の高さより少し上にあるのが
食事をする際には
ちょうどいい高さになります。
椅子と机の高さが合わない子には、
お尻の下や背中の後ろや足の下に
足台を用意して調節しています。
以前、足あてや背あてを使って食べていた子が
身体が成長して使わなくなっても
そのまま正しい姿勢で食べられ、
「使ってきて良かった」と実感しました。
2、「乳児期に三角食べを身につける」
これはとても難しいため、
一つのお皿に主食、副食を入れ、
汁物は別のお椀でというワンプレート方式を取り入れてます。
使用しているお皿の名前は【ユニバーサルプレート】、
スプーンは【ののじスプーン】と言います。
柄の長いスプーンが介助用です。
「自分でスプーンを使って食べられる」を目標に
子どもがすくった食べ物がスプーンに入るように
少し介助していきます。
最初はうまく食べれなかった子も
適量がわかってきて、
今では「自分で食べたい」気持ちも強くなり、
一人で食べられるようになりました。
自分で食べられることはうれしいし、
食べることがもっと楽しくなりますね。
今では「手伝わないで」と言うほど上手になりました。
3、「食事は温かいものを」
主食のご飯は保温ジャーで、
おかずとお汁は保温調理鍋で保温します。
子どもたちは「あったかいね」「おいしいね」と言いながら
毎日楽しく食事をしています。
温かいものを温かいうちに食べられることはとてもありがたく、
子どもたちの成長に必要な栄養を考えて作って下さる
調理師さんたちの温もりを感じます。
日に日に成長する子どもたちの姿を見て、
ただ食べるだけではなく、
質のいい食事をしていけるように、
今後も個々のリズムに合わせて
寄り添っていきたいと思っています。