待ってたこの日!
こんにちは。
4歳児、つき組担任の後藤です。
新緑の眩しい5月が始まりました。
今年度から保育室もおもちゃも
何もかも真新しい環境の中、
毎日いきいきと目を輝かせて過ごしている
つき組の子どもたち。
今日この日を迎えるまで、
たくさんの方の想いや温かな手が加わり、
そこに子どもたちのエネルギーがプラスされたことで、
保育室に本来の命が宿った感覚を、
日々実感しています。
角のない覆われた空間の保育室では、
いつも決まって子どもたちが集まる
小さなお部屋があります。
お家になったり、お店屋さんになったり、
座布団を敷き詰めて休憩スペースになったり…。
子どもたちのあそびをよく観察していると、
やはり覆われた空間は
安心してあそびに集中することができ、
「こうしよう!ああしよう!」と
あそびのアイディアが次々と浮かんでくる、
子どもたちにとって“最高の場所”であることが、
表情やあそびの姿からとても伝わってきます。
また、つき組になり、
室内でも戸外でもあそぶ時間が一気に増えました。
あそぶ時間があっという間にすぎて、
お片付けの時間になると、
「これとっておきたい」
「この続き、今度したい」と、
子どもたちからよく言われることがあります。
あそびの【つづき】がしたいというのが、
子どもたちの中に存在していることは、
とても大切なことです。
それだけ子どもたちのあそびが
充実しているかの表れではないかと感じます。
その成長を感じるやりとりが、
保育者として何よりもうれしく、
喜びでいっぱいです。
ある日のつきぐみの窓から
のぞく保育室の様子です。
一人ひとりの子どもたちの中にある、
豊かなあそびのイメージが
この一瞬から伝わってきませんか?
「ねぇねぇあのさ…!」と
誘うこともあれば、
真剣に目の前のあそびに一人で集中している子…。
お友だちはどうしたいんだろうとみている子…。
この『自由あそび』という時間の中で、
エネルギー全開にして遊ぶ子どもたちの力は、
これからも大切に育んでいきたいと思っています。
そして、にじみ絵では
新たに青色が加わりました。
色の出会いがさらに増え、
どんな色もつくれることを
体験として気づいた子どもたち。
大きく成長していくこの先の未来において、
様々な出会いが子どもたちには待っています。
このにじみ絵の色の出会いのように、
出会いによって、体験によって、
自分の可能性をもっともっと
広げていってほしいと心より願っています。