日常の感動力
こんにちは。
にじ組担任のみゆきです。
今年も残すところわずかとなってきした。
冬らしくなってきて、急に冷え込み、
いよいよ年末・師走……。
気があせるばかりの典型的な大人の私です。
そんな毎日の中、
にじ組は今までと違って、
外へお散歩や園庭あそびが日課に加わり、
子どもたちはとても刺激的な日々となっている
今日このごろです。
新海池公園までの道のり途中、
目で木々の色を見て、
耳で鳥のさえずりを聞いて、
身体で冷たい風を感じ、
季節の移り変わりを心や身体で感じとっています。
大人にとっては当たり前のような日常の景色にも、
興味津々の子どもたち。
知らないおばさんが笑顔で手を振ってくれる不思議。
絵本と同じミキサー車が回転している驚き。
バスが2台続けて来る興奮。
森のようなちょっとドキドキする暗い雑木林。
自然と「森のくまさん」を歌いだす子どもたち。
「この記憶や感動はいつまで残るのかな…」
子どもたちがする、ひとるひとつの反応が
とてもかわいらしく、
穏やかに時間が流れるひとときが
私の日課にもなり、
12月の忙しさを忘れさせてくれています。
生まれてから、四季の流れを
二度しか体験していない子どもたちに、
改めて「感動する心」を教わりました。
四季を何十年も経験した大人の私には、
すでに子どもたちと桜並木を歩いている姿が
頭に浮かぶのでした。