いちごジャム
春風が心地よく、
過ごしやすい日々が続き、
新緑のまぶしい季節となりましたね。
新しい環境に少しずつ慣れてきた子どもたちは
園庭であそんだり、
森のほいくえんなど、園外へ出かけて行き、
思いきり楽しんでいます。
こんにちは。
調理師の彦坂です。
つき組、ひかり組では
今年もいちごジャム作りをしました。
いちごは三重県の百合農園さんの
無農薬、無肥料で作られたいちごと
愛知県産の無農薬レモンを使用しました。
子どもたちには安心なものに触れてほしいですよね。
ジャムを煮ていると、
部屋中に甘い香りが漂って誘われるように
ひとり、またひとりと子供たちが集まり、
蓋を開けると「わぁっ!」と、
とびきりいい表情を見せてくれました。
ぐつぐつ煮える音と、ふわっと立ち上がる湯気。
「いいにおい~」
「ジャムって、こうやってできるんだね」と、
興味津々でのぞき込むこどもたち。
それぞれが全身で感じている姿が
印象的でした。
ジャムをかき混ぜる時には
“ぐるぐるぐるぐるおいしくなぁれ!”と
気持ちを込めて、
みんなで楽しむ瞬間もありました。
完成したジャムはスコーンに添える予定でしたが、
いちごがみずみずしく、
レモンの酸味も爽やかな
いちごソースができあがったので
ヨーグルトにかけていただくことになりました。
「あまくておいしい!」と
笑顔があふれる姿を見ると、
とてもうれしく思います。
五感で感じられることは
子どもたちにとって、とても大切な体験です。
これからも子どもたちが取り組む姿を見守り、
成長につながる活動を支えていきたいと思います。
