こととも保育園もりやま

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おこしもの

いよいよ3月に入り
緑の草木や梅の花を見つけては、
彩られていく景色に
小さな季節の移ろいを感じる
今日このごろ。

こんにちは、
フリーのあいりです。

日中は透き通った青空の下を
太陽がやわらかな陽ざしで
はぐみのを包んでくれる、
お散歩日和な日々が
増えましたね。

また、卒園・進級まで
残りわずかとなりました。

子どもたちの成長を
より感じる機会も
多くあります。

先日、3月3日はひなまつりでしたね。

ひな人形を飾って
女の子の健やかな成長をお祈りし、、
また、桃の節句とも呼ばれ、
菱餅やひなあられ、
ちらし寿司などの
お料理を楽しむ
節句祭りとしても親しまれています。

尾張地方では、
桃の節句に供えられるもののひとつとして
「おこしもの」という和菓子があります。

今回はその伝統的な和菓子を、
そら組の子どもたち
みんなでつくりました。

調理さんが説明をすると、
真剣なまなざしで聞く子どもたち。

まずは上新粉を練る
ところから始まります。

すると、ボールが揺れるのを見た
男の子が、
「おさえててあげるよ!」
と、手を添えると、
後に続いてみんなが手を添え
子どもたちの頼もしさや
たくましさを感じた瞬間でした。

練ったものは、
お店でも使用される
繊細な木彫りの素敵な型に
みんな、
思い思いの色をのせて
ぺったんぺったんと詰めていきます。

型から外すときは、
みんな少しだけ
ドキドキしたお顏に。

「できたー!」と
自分の型取りしたものを眺めては
「おはなだよ」
「きれいだねー」
「かわいいね」
と、お友だちと見せ合いっこ。

園では蒸したものに
「さとうしょうゆ」を
つけていただきます。

みんなでつくった「おこしもの」を
みんなで食べるおやつは
いつもよりちょっぴり
特別な空気が流れます。

行事を通して、
人とのつながりを深めたり、
楽しさや幸せを共有したりして
良き思い出になることと思います。

新年度に向けて
さらなるすてきな思い出が
できることを願い、
お手伝いしていけたらと思います。

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