こととも保育園もりやま

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くりかえしの日々の中で

散歩に行く新海池公園の
ゆきやなぎの木の芽もふくらみはじめ、
寒さの中にも春の気配が
感じられるようになってきました。

ほし組担任の土屋友理です。

この1年で子どもたちは
”小さなできた!”が重なり、
”春になったら自分たちは
そら組になるんだ”という気持ちが
この頃芽生えはじめてきました。

散歩に行くのも友だち同士で手をつなぎ、
前の子について歩けるようにもなってきて
”上手に歩けるようになったから!”と
誇らしげです。

公園の広場では思いっきり走ったり、
追いかけっこをしたり、
坂道を登ったり降りたり…。

今では不安定なところでは、
怖くて保育者の手を握って
一緒にあそんでいた子どもたちは、
すっかり自分でバランスをとって
登って滑り降りてきます。

秋から”ずっと登りたいな…”と
挑戦していた木も、大人は手を貸さずに
いつか自分でできた時の喜びを信じて
見守っていましたが、
自分で登れるようになった子も出てきて、
とびっきりの表情を見せてくれます。

お友だち同士のあそびが交わって
同じあそびを楽しむ瞬間も出てきました。

お店屋さんになって
あそんでいる子のところへ
お客さんになって買いにいったり、
一緒になってピクニックのお弁当の準備をしたり、
車のガソリンを入れあったりしています。

「いらっしゃいませー」
「これくださーい」なんて
言葉のやりとりをしながら、
ともにあそぶ楽しさを感じはじめています。

片付けも今までは保育者がたたんでいた布も、
保育者が歌いながらたたむ様子をよーく見ていて、
模倣してたためるようになってきました。

大きな布はお友だちや保育者と一緒に
角と角を合わせます。

毎日毎日のくりかえしの生活の中で、
自然と身についてきたことは、
いつの間にか”根拠のない自信”として
子どもたちの中に培われています。

それはあまりにも自然で
当たり前のことかもしれないけれど、
この当たり前の自然な習慣が
これからのこの子たちの
とてつもない大切な根っこになっていく…と
そばで見ていて強く感じます。

残り少ない日々ですが、
乳児としてのゆったりとした
安心してくりかえされる日々を
ともに過ごしていきたいと思います。

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