こととも保育園もりやま

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もちつき

こんにちは
栄養士のひでみです。

12月7日に季節の行事である
「もちつき」が行われました。

厨房では、朝一番から
準備をしていきます。

前日に研いでおいたもち米をザルにあげ、
もち米を蒸すためのスチコンも
スイッチを入れてスタンバイ。

臼を温めるためのお湯も
沸かして運んでいきます。

園庭やもち切りをする保育室も
みんなの協力で準備が整ってきました。

そろそろでしょうか?
園庭に、この「もちつき」を
楽しみにしていてくれた
子どもたちと保護者の方々が
続々と集まってきました。

臼と杵を使ったもちつき、
最近ではなかなか
経験することがなくなってきているのかな?
初めて大きな臼と杵を見る子どもたちは、
「これで本当におもちできるのかなぁ」
という感じで、
キョトンとした顔をしていました。

厨房からの
「もち米蒸し上がりました」の声とともに
もち米が運ばれてきて、
いよいよ「もちつき」スタートです。

園長の説明に合わせて、
蒸しあがったもち米の入った
ばんじゅうの蓋を開けると、
湯気と一緒にもち米のいい匂いが
園庭に広がります。

「わぁ」
「いい匂いがする」
「もっと見たい」と
子どもたちが寄ってきました。

そうそう、
いつものごはんの匂いと違うし、
お米もつやつやで
キラキラしているよね!

匂いを嗅いで、見るだけで
うれしくなっちゃうのは
どうしてだろう?
実は私も、このもち米の
蒸しあがる匂いが大好きなんです♪

しっかりとお湯で温まった臼の中に
もち米を入れこねていきます。
ここは力がいる作業なので
男性の力に頼ります。

もちつきは、子どもたちの
「よいしょ」のかけ声で、
大人が頑張ります。

お父さん・お母さん・
おばあちゃんも全員で協力して
ついていきます。

大人も子どももみんな楽しそうでした。

さぁ、できたかな?

臼からおもちを
ばんじゅうに移す作業は、
おもちがびよーんとのびて
たいへん(^^;)

のびーるおもちにびっくりの様子で
「おもちになってるー」とう
れしそうな声。

「早く食べたい」という声も
聞こえてきました。

そうだよね、さっきまでもち米だったもんね。
そうか!
これも体験してみないとわからないことなんだ‼︎
子どもたちの素直な反応を見て、
私自身も気付くことがたくさんありました。

さて、つきたてのおもちは
「きな粉」と「さとうしょうゆ」でいただきます。

小さくしてもらったおもちを
頬張る子どもたちは
みんなとてもいい表情をしています。

「ぺったんおもちつきしたね」
「おもち、おいしいよ」

親子の会話もはずんでいました。

つきたてのおもちの味はおいしく、
おかわりもたくさんしていただけました。

「もちつき」を通して子どもたちは、
もちができるまでの過程に驚いたり、
できたてのおいしいおもちを味わったり、
たくさんの気づきや発見、
喜びがあったと思います。

はぐみのでは、子どもたちに
季節ならではの行事や伝統に触れ、
普段食べている食事への興味を
より深めて欲しいと、
毎年こうしてもちつきを行っています。

これからも、
子どもたちと一緒に楽しみながら
いろいろなことを伝えていきたいと
思いますので、
よろしくお願いします。

最後になりましたが、
子どもたちのためにと
お手伝いしてくださった保護者の方々、
ありがとうございました。

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