やってみたい!と思う気持ち
1月の後半から急に冷え込み、
戸外では白い息が目立ち始め、
春節を前にやっと
冬らしい季節になりましたね。
こんにちは、
にじ組担任のりかです。
最近のにじ組さんはだんだんと
「自分で!」という気持ちが
育っているように感じます。
帽子を被ったり、上着を着たり、
チャックを上げたり、
うまくできず
「んー!」と怒りながらも
一生懸命頑張る子。
反対向きになっているけれど
「できた!」と
嬉しそうな表情の子。
「あれ?」といろいろ考えながら
試行錯誤している子。
そんな子どもたちを保育者たちは
見守り、応援しています。
時々、手を貸してあげたくなりますが、
子どもたちの自分で
やりたい気持ちを想い、グッと我慢。
うまく出来なくても大丈夫。
やってみたいと思った気持ちに
成長を感じます。
やってみたい気持ちは、
お外あそびでも広がっていきます。
今までとってもらっていた
おもちゃを自分で取ってみたい。
こんなに重たい椅子を動かしてみよう。
築山を階段から登ってみようかな。
そうしてやってみたことが
できた時の達成感や充実感に
満たされた表情は格別で、
その場に立ち会えたことが
保育士として嬉しいことです。
でも、まだまだ1歳や2歳に
なったばかりのかわいい子どもたち。
やってみたい!と
服を引っ張る日もあれば
今日は大人にやってもらいたいの!
という日もあります。
そう言ってくれた時は、
もちろん「いいよ」のお返事です。
自分でやってみようと思えるのは、
その根っこの部分に大人に対して
十分甘えられた経験があるからです。
自分の思いを大人に受け止めてもらえて、
「いいよ」と言ってもらえたことは
自分の自信につながり、
やがて「自分ならできる」という
気持ちをもって、
いろいろなことに挑戦できるのだと思います。
その思いは大きくなった時に
スポーツに向くのか、勉強に向くのか、
好きな事をとことん追求する力に
つながるのか、今から楽しみですね。
これからも
子どもたちの甘えたい気持ちも
やってみたい気持ちも
たくさん受け止めていきたいと思います。