パパママカフェ
今年一番の寒さが続き、
ようやく立春を迎えましたが、
もうしばらく冬の生活を楽しめそうですね。
こんにちは。
3歳児そら組担任の高松です。
先日「パパママカフェ」を行いました。
昨年度まではお父さん対象の「パパカフェ」、
お母さん対象の「ママカフェ」でしたが、
今年度は両親揃ってお越しいただいた家庭も多く、
たくさんの方にご参加いただいたにぎかな行事となり、
関心を持ってくださることに
大変うれしく感じました。
クラス懇談会の時間では日々の保育の様子と、
”今年度も残り2か月”ということで
来年度の進級後のクラスの生活や、
我が子の成長の見通しを持っていただけるような
お話を伝えました。
保護者の方々と一緒に囲んで
座ってじっくりとお話をしながら、
大切な子どもたちを1年間お預かりさせていただき、
ともに歩んできた日々の思いを共有できました。
そして改めて、
子どもたちの中には信頼できる
多くの大人が住んでいて、
そんな大人のつながりがあたたかく、
安心した覆いとなって
子どもたちを包んでいることを実感できました。
お昼の食事はけんちん汁をたっぷりと食べて
心も身体もあたたまっていただけるように…と、
たくさんのおかわりも用意しました。
何度もおかわりをしていただき、
美味しいという笑みが自然とこぼれながら、
「毎日こんなに沢山あそんで
お腹いっぱい食べて満たされていたら、
安心して眠れちゃいますね」と、
実際に我が子の立場になって感じてくださっていました。
お食事を食べていただいている中でも、
それぞれ成長段階を見極めて使っている食器のこと、
あたたかいできたてのまま
子どものもとへ提出する工夫など、
はぐみのが保育理念にも上げている
『穏やかで家庭的な雰囲気の中で、
一人ひとりの子どもを大切にする』ということを
食事のお世話の中でも
心がけて実践していることをお伝えしました。
午後は
『愛着形成が生涯に与える影響について』という
テーマの講座を行いました。
子どもの安全基地としての
安心できる大人の存在を軸として、
周囲を信頼して、社会を広げながら
育っていけるといった内容を
どの方も自分事として熱心に聞いてくださり、
また、我が子を持つ心理士の方の
親側に立った謙虚な姿勢にも共感されていて、
まっすぐに素直に受けとめてくださるところが、
はぐみので育つ子どもたちの姿と重なりました。
一日通して、本当にたくさんの
保護者の皆様にご参加いただき、
立春という節目を迎えたタイミングで、
また改めて、
日々の保育を大事にしていきたいと
気持ちが引き締まり、
思いが込み上げてきた日となりました。
