ライゲンへの思い
こんにちは。
にじぐみ1歳児クラスで
お手伝いをさせていただいています、
和恵です。
毎日子どもたちの
可愛い笑顔に元気をもらっています。
はぐみのでは
ライゲンをとても大切にしていて、
毎朝、行っています。
これは季節の流れに沿った歌や詩、
韻を踏んだ言葉に動きをつけたものです。
みんなで歌ったり振付などをする
といったものではなく、
保育士の動きを子どもがそれぞれのやり方で
模倣することによって行われます。
輪の中から少し離れていても
ライゲンの空間にいることは同じです。
子ども1人ひとりにまなざしを向けながら、
その時間を大切にしています。
ライゲンでは、
「中心に集まる~広がる」
「ジャンプ~小さくなる」
などの対の動き、
「収縮と拡散」
「静と動」という
リズミカルな動きがあります。
これは「リズム」であり、
息を吸って吐くといった
対極の動きがあります。
こういった動きのライゲンを通して、
子どもたちの身体は健全につくられていきます。
いろいろな感染症が流行るこの時代に、
健全な身体づくりや免疫力や
回復力の大切さを感じています。
そらぐみではライゲンの前に
心を穏やかにするお祈りの時間があります。
ろうそくをみつめていると、
窓越しから聞こえる虫の声、
風音や雨音、その時の季節の音が
天涯カーテンの中で優しくふりそそぎ、
心地の良い空間を作り出します。
四季を通じたライゲンを行うことで、
子どもは無意識に自然とのつながりを体験し、
子どもの成長発達を支えることになると考えています。
足さん、おはよう。
手さん、おはよう。
ライゲンの歌が始まります。
からだ、いのち、こころの大切さを感じながら
今日もこととも保育園の1日が、
ライゲンから始まります。