こととも保育園もりやま

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一年間 ありがとう

今週になり朝晩は冷え込むものの、
やわらかな春の日差しが
差し込むようになりました。

そらぐみの櫻井です。

そらぐみから見える
お庭の水仙の花が一度に咲き出し、
黄色の花の色がとてもまぶしく、
春を待っていたよろこびに、
こころ浮き立つ気もちになります。

そらぐみになり、
春からさまざまな体験を重ねてきました。

図鑑や絵本で見るだけではなく、
実体験をとても大切にし、
自然と触れることができる
体験を積み重ねたきました。

調理さんと連携した
イチゴジャム作りにはじまり、
日々の野菜の種取りや皮むき。

みんなで水やりをしてお世話をした
二十日大根や枝豆、
そして、さつまいも。

また、公園でも、
たくさんのどんぐりや
紅葉した葉っぱたち、
石や小枝など、
自然の中のものに囲まれて
あそんできました。

そして、
そらぐみの最後の楽しみとして、
玉ねぎの皮を使って
染め物をしました。

みんなが食事でいただいた
玉ねぎの皮です。

玉ねぎの皮をことこと煮て、
子どもたちが触っても
大丈夫なぐらいに冷まし、
初体験!

焙煎もミョウバンを使い、
身体にも優しい玉ねぎ染めです。

袋にミツロウクレヨンで模様を描き、
保育者に手伝ってもらって
輪ゴムでしばりました。

その袋を
そっと染め液につけて、、、。
どんな色に染まるかな。

今度は、水でよく洗って、、。

どんな風になってるのかな。
ゴムを慎重にとって、とっても真剣!

こんなすてきなカバンが
染め上がりました。

あちこちから
「わー、きれい!すごい!」と、
歓声が上がっていました。

身近な玉ねぎで、
こんなきれいな
すてきな色が出るなんて、
なんてすばらしいんでしょう。

保育士の私たちも、
子どもたちと一緒になって
楽しいひとときを
過ごすことができました。

今は、手軽になんでも手に入る
便利な時代です。

そして、
簡単に捨ててしまうことも多いはず。

しかし、大切なことは、
時間も手間もかかり、
とてもシンプルで
心がこもっています。

心のこもったものは
温かさがあります。

そこに
どれだけのプロセスがあったのか、
想像でき、大切にしようと思います。

物を大切にできる人は、
人も大切にできる人に
なると思います。
そんな人になってほしいと
願っています。

だからこそ、
たくさんの自然を通した
実体験を重ねてきました。

そんなたくさんの思い出が
子どもたちの見えない力、
根っこの部分に少しでも
力を与えてくれていたらと、
願っています。

週末の21日土曜日は、
いよいよ卒園式です。

そらぐみの子どもたちとの一年は、
あっという間でした。

泣いたり笑ったり
いろんなことがあったね。

今はただ、
子どもたち一人ひとりの笑顔が
浮かびます。

この笑顔が続き、
どの子も自分の人生を
明るい方向へしっかりと
歩んで行けると信じています。
大丈夫!

私は、これからも、
ここはぐみのにいます。

また会いたくなったら
あそびにきてね。

待っています。

みんな、ありがとう。
ほんとにありがとう。
元気でね!

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