一瞬のひらめき力
こんにちは。
にじ組の担任のみゆきです。
子どもたちと出逢ってから半年がたちます。
テラスから子どもたちと一緒に
澄んだ秋空を見上げて
「本当に身体も心も、
あっという間に大きくなって急成長してるなあ」と
しみじみ感じるこのごろです。
特に子どもの
「考える想像力」や「ひらめき」には驚くばかりです。
つい「ダメだよー」と言ってしまいがちなことの裏側には
実は子どもの図り知れない
「ひらめき」が隠れていることがたくさんあります。
この世に生まれて
たった一年足らずの子どもたちに教えられるばかりです。
たとえば、
ある日、マットに両足をぐいぐい入れる子がいました。
いつもなら
「お友だちが転んじゃうといけないから、やめようね」
となるのですが、
ここは黙って様子を見守りながら
何をするのか見届けてみることに・・・。
次の瞬間、
坂道となっているマットから
ミニカーが勢いよく「シャー」っと滑りおりてきて、
私の目の前で止まりました。
「これは楽しいはず。これをしようとしていたのか。すごい!」
あっという間に、子どもたちが集まり、
みんながやりはじめました。
「ごにゃごにゃ…」と弾む会話と
満足そうな笑顔。
本来の遊び方ではないものの、
いつも「危ない」と決めつけていた自分を反省しながら、
あまりにも感動して、その子を抱きしめちゃいました。
さらにすごいのは、
この遊び方は一度きりでだったこと。
子どもたちは本来の遊び方ではなく、
「これは危ない」ことも理解できているんですよ。
またそれを見ていた別の子は、
翌日すぐに、さらなる発想力を発揮していました。
「これまた、すご~い!」
この続きは、次回のお楽しみに!