今までも これからも
新しい1年が始まりました。
年末に引き続き、
園長の金石さとみです。
保育園の1・2・3月は
光の如く早く過ぎます。
時の流れに逆らって、
毎日を大切に
かみしめていきたいと思います。
さて、
1月は七草、もちつき大会、正月遊びなど
「日本」を感じられる行事が多くあります。
はぐみのでは、日本の行事などを
保育の中で伝え、
大切にしていきたいと願っています。
1月7日七草がゆの日に、
七草を寄せ植えしたものを
展示してみました。
2歳児クラスでは
給食の配膳中に、
保育者が七草を子ども達に見せながら
保育者自身も
「これ?何だろうね」と
まじまじと観察です。
「なんか見たことあるね?」
「にいのみいけで見たよ」
「だいこんのあかちゃん?」
と、かわいい会話の花が咲きます。
食事の前の観察タイムが楽しかった分、
おいしく食べています。
クリスマスからずっと
ごちそうが続く胃をいたわって、
身体が欲しているのか?
優しい味に子ども達も舌鼓。
そして、
お迎えに来られた保護者の方と
「ほら、なまえと同じだよ」と
七草の中のひとつを指差しながら
お話を楽しむ親子の姿にほっこり。
また、
「これ、なに?」
「これは?」と
質問にひとつ一つ優しく
「なずなだね」
「せりだって」と答えて
栄養士が作った解説に
「昔の人は魔法の草と言っていた」という
一文を読んで
「えー。かあちゃん、知らなかったわ」と
保護者も巻き込んで味わった七草でした。
こうした古くから伝わっている
日本の大切なものを
今までもこれからも
味わっていきたいと思います。