体験から発する言葉って、すごい!
こんにちは。
ほし組 担任のいづみです。
4月からほし組の子どもたちと過ごし、
1ヶ月が経とうとしています。
はじめは担任が代わり、部屋も代わり、
少し緊張していた子どもたちですが、
今ではすっかり落ち着き、
毎日にぎやかな声が聞こえています。
ほし組の大きな窓から花壇が見えます。
そこにはいちごが植えてあります。
みんながほし組さんになった頃には、
まだ白いかわいらしい花しか
咲いてなかったいちごです。
保育室にいちごの本があり、
子どもたちと本を通して
いちごの成長を学びながら、
花壇のいちごを
毎日楽しみに見てきました。
いつもは部屋から見ていたいちごを
園庭からまわって近くに見に行ってみました。
部屋から見るのと違い、
近くで見るいちごに
みんな嬉しそうです。
小さなつぼみを見つけると、
「あれ?まだ赤くないね」と
絵本で見ていた成長を実際に確認したり、
食べる真似をして
「すっぱい」とほっぺを押さえて言ってみたり、
みんな楽しそうに見て、
赤くなるのを待っていました。
そして、4月23日、
とうとう、ひとつのいちごが赤くなりました。
後から保育室に入った私に、
「いづみさん、赤いよ」
「赤くなったよ」
「食べれるよ」と、
思い思いの言葉で目を輝かせながら伝えてくれました。
絵本だけでは伝わらない、
実際に体験することの大切さ素晴らしさを
改めて感じた瞬間でした。
これからも、いろいろなものの成長を
子どもたちと一緒に経験していきたいと思います。
まだまだ赤くなるいちご、
みんなでどう食べようかと
いちごを見ながら話しているほし組です。