こととも保育園もりやま

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大切な時間

朝晩はまだまだ冷え込みますが、
おひさまの日差しから少しずつ
春の訪れを感じられる季節となりました。

2歳児ほしぐみの補助を
させていただいています、あやです。

今回はもうすぐそらぐみへと進級していく
ほしぐみの子どもたちの様子を
お伝えしたいと思います。

「かぜはきをゆらす〜
きはことりをゆらす〜
A〜ah〜A〜ah〜」

保育者の包み込まれるような歌声で、
少しずつお友だちの顔を見ながら
自然と手を差し出していく子どもたち。

「今日はこの子とつなぎたい」
「今日はつなぎたくないの!」

いろいろな気持ちがありますが、
無理をせず、その子その子の想いを感じながら
手をつないでいきます。

はじめはバラバラですが、待っているからいいよ、
一緒に行こうという心でいると
自然とみんながつながっていくのです。

そして、手をつないだまま移動し、
戸外あそびの身支度へと向かいます。

これははじめからうまくいっていたわけではなく、
日々同じことを繰り返し、
次への見通しが立ってきているから
安心してできているのではないかと思います。

この他にも、帽子をかぶる。

自分の上着を取り、
袖を通す、ファスナーをやってみる。

靴を履いてマジックテープを止める。

少しずつ身の回りのことをやっています。

できていなくても大丈夫、裏表でもいいよ、
一回やってみようね、困ったら教えてね。

こんな気持ちで見守っていると
安心して
「よし、やってみよう!自分でやりたい!」
そんな気持ちになるのだと思います。

このような子どもたちのやっていることは、
私たち大人からすると、
あっという間の出来事であり、
何気ない日常の数分でしかないのかもしれません。

ですが、子どもたちにとってみたら
とても大変なことでもあり、
大切にしたい時間なのです。

これから大きく成長していく子どもたち、
その土台となる部分。

私たち保育者も、
この時を一緒に過ごせていることに
感謝しつつ、
あたたかく大きな心を広げて
子どもたちの成長を
見守り続けたいと思います。

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