想い、届きますように・・・
こんにちは。
調理担当のたかいです。
秋をゆっくりと楽しみたいなと
思っていたのですが、
一気に気温が下がり、
朝晩はとても冷える日もあります。
あっという間に
冬になってしまうのかな・・・。
食欲の秋と言われているのに、
食いしん坊の私としては
とても残念です。
そんな季節の変わり目に、
大きく体調を崩すこともなく、
はぐみのの子どもたちは
元気に過ごしています。
はぐみのでは日ごろから
季節を感じられる食事の提供を
心がけています。
この時期は、
さつま芋、きのこ類、柿、りんご、
そして、
れんこんなどを取り入れた
献立になっています。
また、
先日食育の一環として、
そら組は
お月見だんごを作ったり、
かぼちゃクリームを
自分でパンに塗って食べました。
自分で作った
自分だけのおやつを
食べる時の顔は
いつも笑顔いっぱいです。
その笑顔を見るたびに
嬉しくなってしまいます。
また、
その日に使われる野菜に
興味を持ってもらいたいと、
各部屋で見て触ったり、
玄関に展示したりしています。
子どもたちの表情や反応は
豊かですね。
「大きい!」
「重い!」
触ってみただけで笑顔です。
「よ~し、
このかぼちゃ、
おいしく調理するからね~」と
張り切ってしまいます。
日ごろ調理をしている時、
想うことがあります。
このいいにおい届いているかな?
子どもたちの食事の様子を
思い浮かべながら・・・、
「おいしい!」と
笑顔で食べてくれるかな?
そして私自身・・・
早く食べたいなあ、と。
そんな中、
時々うれしい瞬間があるんです。
廊下で子どもたちに会うと
「ごはんおいしい!」
「おいしかった!」
「いっぱい食べた!」
と言ってくれます。
こんな小さい子どもたちが、
私のことを
「ごはんを作ってくれる人」と
わかっていて、
自分の気持ちを伝えてくれる。
こんなうれしいこと、
幸せな瞬間があるなんて、
調理師冥利につきるなあ、
と実感します。
そして、
「想いは伝わっているんだな」と
私は思うのです。
調理室の丸窓をのぞく子どもたち。
「今日もおいしいごはんを
作るからね~」と
笑顔になります。
これからも、
想いをたくさん込めた
食事作りをしていきます。
そして、
はぐみのの子どもたちが
ごはんをいっぱい食べて、
身体も心も
元気に成長して欲しいと
願う毎日です。