こととも保育園もりやま

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日常の一コマ

園庭の樹木も冬芽が
ぷっくりと膨らんできました。
春はすぐそこまで来ています。

園長の紀藤です。

登園自粛期間が延期になり、
3月19日に卒園式を迎える
そら組全員が揃うチャンスは、
残すところ11日間のみとなりました。

先の見通しが立たない中ではありますが、
子どもたちの今は二度と戻って来ません。
今を生きる子どもたちのために、
何かできることはないか、
日々模索するある日の
一コマをご紹介します。

先日、副園長が大きなココットを
抱えて出勤してきました。
瀬戸内の大崎上島から届いた
完全無農薬、有機栽培の八朔で、
そら組の子どもたちと一緒に
ジャムを作るというのです。

お部屋に山盛の八朔を持ち込んで、
黙々と作業をする副園長。
興味を持った子が
一人二人と集まって来ました。

「何してるの?」
「八朔でジャム作るの」
「なんかいい匂いする」
「八朔の皮で洗面台を擦ると
きれいになるんだよ」
「へぇー やってみる」

3歳児になると、
こんな会話を交わしながら、
お手伝いを始める姿が見られます。
気がつくと、黙々と
八朔の白い筋を取るそら組さん。

普段の食事は原糖ですが、
ジャム作りだけはグラニュー糖を使います。

2歳児のほし組さんも
興味津々でココットの中を
のぞき込んでしました。

甘くて酸っぱくて、
ちょっぴり苦い
マーマレードの完成です。

苦味も味わいや風味のうち。
おやつのヨーグルトにトッピングして、
美味しくいただきました。

はぐみのでは、日常生活の中に
子どもたちの喜びがあり、
その喜びの積み重ねこそが
乳幼児期の教育だと考えています。

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