こととも保育園もりやま

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桃の節句

冬のコートをしまうには
まだまだですが、
お掃除をしていると、
ガラス越しに差し込む日差しに
汗ばむ日もあります。

もう3月、
春はすぐそばまで来ていますね。

こんにちは、調理師のたかいです。

節分が過ぎ、
ひな人形が飾られると、
はぐみののホールは、
華やかな雰囲気になります。

子どもたちは興味津々。
登園してきた時も、
お散歩に出かける時や、
帰ってきた時も、
お迎えが来て帰る時も、
ひな壇の前に立ち寄ります。

「お部屋にいないな」と思うと、
ひな壇の前にお座りして
じっと見ている子も。

大切なお雛様たちのお顔が
焼けてしまわぬように、
ホールのライトは暗くしているのですが、
ひな壇を覆う赤い布が微かに反射して、
お雛様たちの白いお顔が
少し上気して見えます。
なんだか子どもたちに
微笑みかけているようにも感じます。

飾り始めて1か月近く経ちますが、
今だ、ひな壇前は
子どもたちの人気の場所です。

 

子どもたちは、何を思って
見ているのでしょうか。
きらきらとした着物、
たくさん並んでいる
昔ながらの家具など、
素敵なもの、わくわくするものに
心惹かれているみたいです。

先日、そら組の子どもたちが、
お内裏様とお雛様の衣装を着て
写真撮影が行われました。

照れる男の子の隣りで、
女の子はおすましをして
微笑んでいます。
すっかりお雛様になりきっていました。

 

小さな女の子たちは
「プリンセス」が好きですよね。
古き日本の「プリンセス」も
みんなのあこがれなんですね。

さて、3月3日の桃の節句に先駆けて、
そら組の子どもたちは、
名古屋の伝統菓子である
「おこしもの」を作りました。

朝、材料を届けに行くと、
エプロンと三角巾姿の子どもたちが
迎えてくれました。

今年は自由におこしもの作りを
楽しんでもらいたいと思い、
担任と子どもたちに
お任せすることにしました。

途中、のぞきに行くと、
集中して取り組む
子どもたちの姿がありました。

「見て!きれいでしょ?」と、
丸めた生地を見せてくれました。
あっちでも、こっちでも、
「見て!」の声。
作る楽しさ、できた喜びを
感じているようでした。

楽しそうな姿にうれしくなり、
ついつい長居してしまいました。

この日は、
桃の節句にちなんだ献立、ちらし寿司。
急いで調理室に戻りました。

昔から何かと子どもの成長と
関係の深い「節句」。
こうして伝統的な菓子を
一緒に手作りしたり、
行事食を食べたりしながら、
子どもたちの成長を
見守っていきたいです。

 

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