絵本大好き 「よんで!」
にじ組のさとみです。
育児担当保育のはぐみのでは、
絵本は「これ、よんで」と子どもたちが指をさして
保育者のお膝に座って、一対一で読みます。
季節や子どもたちが興味があるものを見つめて、
今月の絵本を選びます。
ちなみに今月は、
「しろくまちゃんのほっとけーき」
「じどうしゃ」
「どうぶつのおやこ」です。
絵本を読むことで、一対一の安心感や
絵から見えてくる想像、
きれいな言葉から生まれる発語、
そして、絵本から遊びが広がっていきます。
この絵本を出す前に遊びの環境も整えます。
ホットケーキの絵本を出すと
「ホットケーキを作ってみたくなる?」と思い、
平たいお手玉を作ってみました
「動物園に行ってきました」という話を多く聞くようになって
「どうぶつのおやこ」を読んだ後・・・
子どもたちがつみきで「きりん」と作ってくれて、びっくり。
また、先日行われた「親子ふれあい広場」でも
子どもたちが大好きだった
「がたんごとん」という絵本から種目を考えました。
ある日のれんらくノートに
「夜寝る時に、子どもが天井の丸く
オレンジの光に指をさして
”こんばんは!”と言っていました。
その後、”ダメダメ”って言うから、
何か見える?と思って・・・」という
親御さんからのコメントがありました。
これはちょうど十五夜お月様の頃に
絵本コーナーに出していた
「おつきさまこんばんは」という
絵本のことかと思われます。
絵本の中に、雲がおつきさまを隠してしまうと
「だめだめ」と言うところがあり、
すっかり絵本の世界に入っている子どもたちは
一緒になって「だめだめ」と言います。
絵本を通して子ども達の遊びに広がりができ、
想像性豊かになっていくのを
間近で感じられるのはとても幸せです。
これからも子ども達の興味や関心に沿いながら、
素敵な絵本との出会いのお手伝いが
できたらいいなと思っています。