こととも保育園もりやま

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言葉以上のコミュニケーション

こんにちは、
ゆめ組の補助をさせて
いただいているゆりです。

ゆめ組の子どもたちは
安心できる大人の見守りの中、、
日々成長している身体で
転がったりずりばいをしたりして
自分で身体を動かして、
室内をそれぞれ自由に
動けるようになりました。

子どもたちは一人ひとり
豊かな個性があり、
それぞれの方法で感じていることを
力強く全力で表現してくれます。

『お腹がすいてないから食べたくない』
『眠たいけれど、
 うんちが出そうで気持ち悪くて眠れない』
『寝かされたくない』
『こっちに行きたい』など・・・・。

赤ちゃんのそれは
言葉で出すよりももっと強く、
目や泣き声や身体の動きで
教えてくれるのです。

まるで、大人のわたしたちに
『あなたはどこまで
 分かろうとしてくれるの?』
と問われているように感じます。

こうやって思っているのかな?
これはこの子は嫌なのかな?
寝たくないのかな?などと、
一人ひとりをよく観察して
丁寧に寄り添いながら、

『そうはいっても
 まずは寝るといいですよ』
『はい、食べましょうね』と
こちらの考えを伝えていく。

それは一方的なやりとりや
押しつけではなく、
目の前の人を大切にする
コミュニケーションで、
相手が誰であっても
大事なことだと思います。

その中で
嬉しい楽しいを共有できる瞬間は
かけがえのない時間です。

また、子どもたちは
抱っこをする時も
『今から抱っこをしますね』と
目を合わせて声をかけると、
ふっと身体の力の向きを変えてくれて
抱っこされやすいようにしてくれたり、

その場を離れるときも
『今からミルクをつくりに
 行ってきますね』などと
わけを話していくと
何も言わずに
その場を離れる時とは
違う視線や表情で待っていてくれたり、
帰ってきた時に
『待っていたよ』
というような表情をするので
『待っていてくれてありがとうね』
という言葉が
まるで会話をするかのように当てはまり、
言葉以上のコミュニケーションが
そこにあるなと感じます。


(この写真は食事の準備を食べることを
 期待して待っているところです。)

子どもたちの今が満たされ、
たくさんのあたたかい見守りの中で、
真っすぐ成長していく姿に
感動しながら、
わたしもそこにいる大人のひとりとして
ひとつひとつ丁寧に感じて
共に成長していきたいと思います。

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