こととも保育園もりやま

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12月の出来事

あっという間に
12月になりました。

副園長の櫻井です。

12月に入った日から
保育園全体がクリスマスの装いに
変わりました。

玄関には生誕劇をモチーフにした
手作りの立ち人形たちが並んでいます。

マリアとヨゼフの後ろには
毎日、お星様が一つづつ
増えていきます。

本来ならば、玄関の飾りを、
「大切なものよ、そっと見ましょうね」と、
親子で一緒にそっと見て
楽しんで欲しいな…という
私たちの願いはありましたが、
はぐみのの子どもたちは
0歳から3歳までの子どもたちですから、
毎朝玄関に入ってきて、
このお人形たちが出迎えてくれるのが
きっと嬉しいのでしょうね。

その度ごとに、
触れたり動かした形跡を
残してくれています。

子ども達の見ていない時に
元の位置にそっと直しておくのですが、
その形跡を見ていると、
子どもたちの中で
楽しげに動かしている姿が目に浮かび、
なんとなく私自身笑みがこぼれます。

これはこれで、ほのぼのとしているなぁと、
楽しんでいる私です。

その他にも、
園長こだわりの本格的な
手の込んだ木彫りのオーナメントなどで
飾られたクリスマスツリー。

ローズウインドウといって
ヨーロッパの大聖堂にある
丸いステンドグラス「バラ窓」を
何枚か重ねた薄色紙で再現したものや、
トランスパレントという
光を通す美しい紙で折り重ねた
星などで飾られている園内です。

また、今年初めて
「みつろうろうそく」を作りました。

22日の「りんごろうそくまつり」と、
来年一年間の誕生日会用のろうそくです。

職員も保護者さんも初めての人ばかり。
湯煎にかけられたミツロウの中に
たこ糸をつけては出して…と繰り返し、
少しずつ太らせていきます。
手をかけてゆったりとした時の中で
自分自身の心の中にも
静けさや温かさが生まれてくるのを感じました。

今はなんでも買える世の中ですが、
こうやって一つひとつに心を込め、
時の大切さを感じながら
プロセスを丁寧に重ねていく経験は、
「大切に生きる事を知ること」に
つながると思います。

一本一本がとても愛おしい
”世界に一つだけのろうそく”が
できあがりました。

また、
日々子ども達と楽しんでいる
朝のライゲンも
クリスマスのライゲンになりました。

幼子イエスのお人形を
そっと連れていくと、
自然と静かになり、
子どもたちの輪の中心に置いてあげると、
そっと静かな温かな空気が流れます。

歌に合わせて子どもたちは、
馬、ロバ、羊さんになり、
一緒に楽しんでいます。

小さな手のひらをそっと
包み込んだり、開いたり、
一つひとつの所作が
とても愛らしい真剣な姿です。

こんなふうに、
これから迎えるクリスマスまで、
一日一日を子どもたちと一緒に
迎えていきたいと思います。

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