こととも保育園もりやま

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2024年度のおしまいに

こんにちは。
3歳児・そら組担任の高松です。

日を追うごとに春も深まり、
心華やぐ季節となりました。

子どもたちと散歩へ出かけると、
足元ではテントウムシや
星のひとみの花を見つけるよりになり、
園庭のさくらんぼの花には
綺麗なメジロがやってきて、
茶色ばかりだった景色に
彩りを感じられるようになってきました。

日常生活では今年度終了と
節目の時期ではありますが、
春の時期としては
うれしい出会いが待っていると、
自然が知らせてくれているようです。

さて、今年度から
クラスが5歳児までに増えました。

4歳児・つき組に
進級した子どもたちは、
新しい環境、新しい生活を安心して受け入れ、
一人ひとりがありのままの自分を表現しながら、
つき組での日々を
担任や仲間とともに楽しんでいました。

0〜2歳頃までに
大切に育てながら培ってきたものが、
4〜5歳頃になって芽吹いて
花開いていくと言われています。

「こうありたい」と、
自分の目標へひたむきに向かい、
ひとつずつ乗り越えながら
着実に大きくなっていった
つき組の子どもたちの姿から、
私たちの中でもそれが確信となった一年でした。

だからこそ、
準乳専型の保育園だった頃から大事にしてきた、
乳児期の関わりや環境を通して
安心感や信頼感を十分に育んでいくことは、
はぐみのの原点として変わることなく、
これからも励んでいきたいと思います。

そんなつき組の頼もしさや誇らしさを、
担任の次に傍らで感じてきたのは、
きっと3歳児のそら組ではないでしょうか。

今年度、幼児クラスに進級した子どもたちは、
生活に慣れてくると、
つき組の子どもたちの姿に、
「大きくなったらこんなこともできるんだ」
「お兄さんお姉さんに一緒に
受け入れてもらえてうれしい」と、
憧れの存在として、熱いまなざしを向けながら
過ごすようになりました。

そんなつき組の姿に
希望を見出し、支えとなって、
秋からの成長は
目覚ましいものがありました。

はぐみのでは今年度初めて、
クリスマスアドベントの時期に
『生誕劇』を行いました。

一人ひとりが喜びを持って吸収したものを
体現しようとする子どもたちの姿が一体となり、
とても印象的で心温まる時間でした。

2歳児・ほし組の子どもたちは、
友達同士で手をつないで
自分の足で散歩へ向かう全身から、
だんだんと幼児らしさも少しずつ
感じられるようになってきました。

全員が3歳の誕生日を迎え、
この一年で語彙もたくさん増えて、
担任や友達とのやりとりが
楽しくてやまない様子です。

そうやって自分の世界にも
広がりを見せている中で、
根底には自分の生きていく
社会は信頼に値する点という基盤が
しっかりと築かれていることを感じます。

移動やトイレの時間に、
隣のそら組のお部屋に興味を持ちながら、
うれしそうに様子を感じ取っている姿も
増えました。

乳児だった頃から
一緒に大きくなってきた仲間たちとともに、
幼児としての生活の中で
心動く体験を楽しんで過ごせますように。

1歳児・にじ組、0歳児・ゆめ組の子どもたちは、
今年度の入園児も多く、
初めての園生活に
涙を見せる姿も続きましたが、
今では保育園が安心できる
自分の居場所のひとつとして、
明るくこぼれるような笑顔で、
担任のもとまで
登園してきてくれるようになりました。

生まれて1、2年の子どもたち。
春はまだハイハイだった子も
1年で今では歩いて探索を
楽しめるようにもなり、
日ごとに大きくなっていきました。

そんなまだ幼い子どもたちの
人生の土台となる大切な時期を
支えていけるというのは、
とても素晴らしいことです。

何年後に巡ってくる、
また園庭のさくらんぼが花開く時期に、
子どもたちがはぐみのから
明るく羽ばたいて巣立っていく
卒園のその日まで、
これからも気を引き締めて、
職員一同、子どもたちの
最善の利益のために
努めていきたいと思います。

 

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