大切なひとつ
園庭のアジサイの花が咲き始めました。
雨の日には優しい白や水色が景色に溶けて、
絵本の1ページのように見えてきます。
こんにちは、
ゆめぐみのペッマニーです。
雨が降ってくると、
不思議そうな顔でじっと見て、
雨の音を聞いているゆめぐみの子どもたち。
”ざーざー”
”ぽつぽつ”
聞こえた音や見つけた雨粒を、
それぞれが思い思いに表現して伝えてくれます。

今年度のゆめぐみは、
女の子ばかりの4人ではじまりました。
5月の連休明けからは、
それぞれがお気に入りのあそびを見つけて、
ぐっとあそびこむ姿が
見られるようになってきました。

あそび布を1枚ずつ丁寧に開いて、
きれいに伸ばして広げている子がいます。
正方形の小さな布は広げやすいですが、
長方形の大きな布は小さな手では大仕事。
それでも根気強く何度もくり返しています。
どうやら保育者がいつも
布おむつを畳んでいるのを見て、
お手伝いしてくれているようです。
こちらでは同じあそび布で
せっせと机や棚を拭いています。
続いてお部屋の床も拭き始めました。
保護者の方にお聞きしたら、
お家で拭き掃除をしている
お父さんの真似っ子のようです。
「ありがとう」と伝えると、
うれしそうに誇らしそうに
笑顔で応えてくれます。

わらべうたや手あそびが好きな子は
「せんべいせんべい」と聞こえてくると、
お手玉を手に近づいてきます。
「焼けた」で頭の上にそっと乗せると、
しばらく落とさないようにじっとしていたり、
すぐに落として声を出して笑ったりします。
「上から下から」も
みんながお気に入りのわらべうたです。
「大風こいこいこい」で
小さめのあそび布を頭にかけると、
自分で取りながら「ばあ!」と
いないいないばあをしてくれます。
保育者が頭にかけると、
一大事とばかりに慌てて取りに来てくれます。
0歳児のゆめぐみでは1年間、
同じあそび、同じうたを
くり返しくり返し楽しんでいきます。
数は多くなくても、
その子にとっての大切なひとつを、
一緒に見つけて行こうと思います。





