散歩
こんにちは。
にじ組のえりです。
にじ組のお部屋がある二階には広いテラスがあります。
ボール遊びをしたり、しゃぼん玉を追いかけたり、
飛行機や鳥さんたちに手を振って
日課である外遊びをテラスで楽しく過ごしていました。
テラスでたくさん身体を動かした子どもたちは、
足腰も少しずつ丈夫になってきたので、
階段の昇り降りの練習を始めました。
グループごとに一列に並んで、片手は手すりをもって
ゆっくりと一歩ずつ進んでいきます。
まだ慣れていない子を余裕がある子が抜かそうとすることもありましたが、
「頑張っているから待っててあげてね」と伝えていくうちに
見守ってあげられる優しさも芽生えてきました。
日に日に上手になってきた子どもたち。
今度は散歩に行けるようになりました。
避難車に乗ってLets Go!
「あっ、はっぱ~」
「あっ、ぶーぶー」
「あっ、わんわん」、、、と
目を輝かせ周りをキョロキョロ。
ある木にはつぼみと咲いてるお花を見付け、
いつも手遊びをしている歌の中に出てくる
実際の物を見た時の子どもたちの顔は
とても良い表情をしていました。
小学校の横を通って、住宅街へ。
他園の子たちとすれ違うと
「バイバーイ✋」と手を振ったり、
近隣の方が歩いていらっしゃったので、
私が「こんにちは」と挨拶すると、
子どもたちも恥ずかしそうに「こんにちは」と、
地域の皆さんと関わることもできました。
保育園に向かって角を曲がろうとした手前で
一人の子が「あっ!」と指をさした方を見ると、
お家の壁をニョロニョロと一匹のナメクジが、、、。
私が「ナメクジさんもお散歩してるのかなー?」と子どもたちに問いかけると
「いっしょねー」と言う子、
「1、2、1、2」と掛け声をかけてあげる子、
みんなじーっと目を離しませんでした。
「楽しかったねー、また行こうねー」と
話しながら、保育園へと帰ってきました。
友だちや保育者とともに季節を感じたり、
新しい発見をしたり、楽しい体験でした。
子どもたちは、大人が見過ごしてしまうような
小さなことにも気が付き、感じ、
大人と共感したいんだ…ということに気づいた散歩でした。
次はどんな出会いがあるかな?