全身で楽しむ泥あそび
こんにちは。
2歳児・ほし組担任のいづみです。
梅雨明けとともに
毎日暑い日が続いてます。
6月は雨が降る日も多く、
そんな梅雨の晴れ間に
ほし組の子どもたちは
泥んこあそびを楽しみました。
雨上がりに旭出公園に行くと、
子どもたちは公園につく前から、
「今日もハンバーグ作る~」と、
泥あそびを期待する声がきこえてきました。
公園に着くと、
まず足で土の感触を確かめます。
「ここはぐにゅぐにゅするよ。」と、
保育者が声をかけると
子どもたちが集まってきて、
泥あそびが始まります。
「今日は固いから、ハンバーグよりおにぎりができるよ。
おにぎりはいかがですか?」と保育者が泥でおにぎりを作ると、
「梅干しくださ~い。」
「はい、どうぞ。」
「私は鮭がいいです。」
「はい、鮭おにぎりどうぞ。」と、
おにぎり屋さんが開店していました。
泥の固さによって、
おにぎりになったり、
ハンバーグ、
ホットケーキを作る日もありました。
園庭では
「泥あそびする人は靴脱いでいいよ。」と声をかけると、
「ぼく脱ぐ~。」とひとりが脱ぎだすと
次から次へと裸足になる子どもたち。
保育者が井戸水をくみ上げると、
何がおこるのか集まってくる
子どもたちの目は期待で輝いていました。
そして、
水が出てくると、
「わっ~」と歓声があがりました。
たらいに水を汲んでもらうと、
砂場に水たまりを作って浸かる子、
お鍋やお皿でお料理したり、
大胆に全身で楽しむ子もいれば、
慎重に触って確かめてあそぶ子。
泥あそびひとつでも
たくさんのあそびかたが見られました。
手のひらや足の裏にはたくさんの神経があり、
泥や砂あそびでは
それを刺激することができます。
そして、
手は「第二の脳」とも言われるように、
手指を動かすことは脳の発達にとても大切です。
泥あそびを通して
自由に手を動かすことで、
脳の発達も促すことになります。
普段は靴や靴下をはいていて、
足の裏を刺激する機会が
少ない子どもたちですが、
裸足であそぶことによって、
足の刺激にもなります。
部屋の中では感じることのできない、
泥や砂の感覚、
水と混じるとどうなるか?
気温や雨、水の量で
泥の固さが違うことを
全身で感じることができました。
泥で全身汚れた子どもたちはきれいに身体を洗い、
体操服に着替えをしました。
体操服は着脱がしやすく、
ほし組の子どもたちの
「自分でやる」の気持ちがまた育ちました。
7月17日には、待ちに待った
プールあそびが始まります。
次は水を通して、
いろいろなあそびを楽しんでいきたいと思ってます。
夏にしかできないあそびを
子どもたちとたくさん経験して、
私も一緒にたくさん楽しみたいと思っています。