たなばた

セミや鳥の声に耳を傾けていると
突然のしとしと、ざぁざぁと
雨の音に包まれたりして
お天気がよく変わる季節。

子どもたちとお部屋の窓から
外を眺めていると、
「あめだね～」
「べちゃべちゃ」
「ぽつぽつ」と、
お話してくれたり
『ぽっつんぽっつんあめがふる』の
わらべうたをうたったりと、
雨の日も楽しむ姿が見られます。

こんにちは、
フリーのあいりです。

先日の七夕飾りでは、
たくさんのご協力をいただき
ありがとうございました。

お部屋ならではのあそびも広がる中、
七夕飾りの製作では、
えのぐやのりに
どきどきした表情で触れたり
思い思いに楽しみ、
素敵な飾りになりましたね。

「みてー！」
「じぶんでぬった！」
「ぺたぺたしたよ」

また、ご家庭で作っていただいた
飾りを見て

「ままとつくったんだよ～」
「おねえちゃんがつくってくれた！」など、
とってもうれしそうに
飾りの一つひとつを見せてくれる
子どもたちの姿に、心温まりました。

七夕当日は、
全国的にも雨でしたね。

皆さんは
「催涙雨（さいるいう）」を
ご存じでしょうか。

七夕は、織姫さまと彦星さまが
一年に一度、天の川を渡って
会うことのできる日。

そんな日に降る雨のことを、
天の川の水かさが増して渡れず、
会えなくて流す
悲しみの涙として、
「催涙雨」と呼ばれているそうです。

来年こそは会えるように、
晴れを願います。

願いといえば。
七夕飾りの短冊にはどんなお願いごとを
込められたのでしょうか。

子どもたちに願いをたずねると
「○○になりたい！」
「こんなことしたい」など、
ちょっぴり恥ずかしそうだったり
自信たっぷりだったり。

そんな輝く瞳で見つめる
素敵な想いや
願いが集まった笹。

どんなことを想い、
どんな風に見ているのかなぁと
とても気になります。

みんなのお願いごとが
かないますように！