自然は友だち
日中はまだ
汗ばむ日もありますが、
心地よい風や虫の声に
秋を感じますね。
こんにちは。
ほしぐみの補助をさせて
いただいているゆかです。
今回はほしぐみの日常について
お話したいと思います。
ほしぐみには
現在20名の子どもたちがいます。
園庭に出ると
築山に登ったり、走ったり、
時にはケンカしたりと、
子ども同士で遊んでいる場面に
たくさん出会います。
しかし、子どもたちの友だちは
「人」だけではありません。
どんな友だちがいるのでしょう?
ある日、園庭で
そらぐみさんが育てている
トマトの中に、
まだ緑色のトマトがあるのを
見つけた子がいました。
その子は三つ葉を持ってきて、
トマトに
「あかくなってね。おいしい?」と
食べさせていました。
「おおきくなってね」と
やさしい顔でトマトに
話しかけていました。
別の日には、園庭に
ちょうちょうが遊びにきました。
ちょうちょうを見つけた子が、
つかまえようと
一生懸命追いかけるのです。
「どうやってつかまえようか?」
「こっちからいったら
つかまえられるかな?」
と考えているんだろうな…と
わかるくらい真剣に追いかけいて、
まるでちょうちょうと
おにごっこをして遊んでいるかのようでした。
また、
ちょうちょうを見つけた別の子が、
ちょうちょうの方へ走っていきました。
さっきの子みたいに
追いかけるのかな?と思ったら、
「いっしょにあそぼう!」と
ちょうちょうに話しかけていました。
子どもたちには特別なおもちゃがなくても、
様々な友だちがいます。
そして、
その友だちと仲よくなるのが、
とても上手です。
様々な友だちと
心と身体で会話をしている
子どもたちのそのような姿を、
これからも大事にしていきたいと
思っています。
9月の終わり頃から
散歩が始まりました。
散歩ではどんなお友だちが
できるのでしょうか?
楽しみですね。