令和３年度卒園式

こんにちは。
３歳児そら組担任の温子です。

春に進級してからあっという間に
一年が過ぎようとしています。

そして、そら組は
３月１９日に卒園式を迎えました。

今年はさくらんぼの花が満開に咲き誇り、
まるで子どもたちの門出を一緒に
喜んでくれているかのようでした。

開式し、手をつないで
入場した子どもたち。

いつも散歩で、自然の中を
友だちと笑い合いながら歩いた
幸せな時間を思い起こしながらも、
花道を歩く目の前の子どもたちは
これまでよりもずっと頼もしく感じました。

保護者と一緒に保育証書を
園長先生から受け取り、
職員からも一人ずつ
プレゼントを贈りました。

にっこりと微笑みながら
「ありがとう」という言葉が
子ども一人ひとりから
自然とこぼれたことが
とてもうれしくて、
そうして素直に
応えられるようになった
子どもたちの成長を間近で感じて
心が温かくなりました。

子どもたちから保護者の方には、
玉ねぎの皮で染めたバッグと、
羊毛で作った壁掛けを贈りました。

自分の順番が来ると
喜びの笑みを浮かべて
保護者のもとへかけ寄る子、
恥ずかしそうにしながらも
前へ出て手渡す子と様々でしたが、
全員の姿にその子らしさが感じられ、
皆に見守られながら、
心温まる時間を過ごすことができました。

園歌を歌い、職員から
人形劇のプレゼントをした後、
最後に退場する際には、
どの子も何だか誇らしげな表情で
自信に満ちていました。

皆なら大丈夫、
そのままで大丈夫だよ…と
感じることのできた卒園式でした。

あと数日で新しい生活が始まりますが、
これからもたくさんの人と出会い、
心に信頼できる人が住めるようになること、
そして、ありのままの自分らしく、
明るい方向へ向かって
過ごしていけることを願っています。