お弁当を持って、森の保育園へ
立冬を過ぎた途端、
朝晩は冬のコートが必要なくらい
冷え込むようになりました。
身体が寒さに慣れるまで、
体調管理には気を付けたいですね。
こんにちは、調理師のたかいです。
前日にたくさん降った雨は、
明け方にはあがり、
気持ちのいい朝を迎えました。
そら組の子どもたちが
楽しみにしている、
森の保育園の日です。
ただ、この日はちょっと特別です。
お弁当を持っていき、
いつもよりたくさん森の中で過ごします。
お弁当は園で準備します。
お弁当箱に詰めやすいものはもちろん、
子どもたちみんなが大好きなもの、
そして、森の中で食べたらおいしいだろうな
という献立を選びました。
もちろん、おにぎりは必須です。
子どもたちは、分で思い思いにおかずを詰め、
それぞれのナフキンでお弁当を包み、
いざ、森の保育園に出発しました。
「いってらっしゃい」
「いっぱい食べて、いっぱい遊んできてね」
と見送りました。
”おいしいね”と、笑顔で食べているかな、
おにぎり落としたりしてないかなと、
送り出した後も気になって気になって…。
そして、園に帰ってくる予定時間になると、
まだかな、がんばって歩いているかなと
これまた心配で…。
そこへ「ただいま」と小さな声で、
子どもたちが帰ってきました。
園は、もうみんなが
お昼寝をしている時間なので、
そっと帰ってきたようです。
子どもたちの表情を見ると、
へとへとだけど、
たくさん遊んで満足したのか、
いい顔をしていて、安心しました。
みんなのリュックの中から出てきた
空のお弁当を洗いながら、
ほっとひと安心。
後に、子どもたちが自然の中で
のびのびと楽しそうに遊んだり、
うれしそうにおにぎりを
食べた様子を聞いたり、
写真で見たりして、
お弁当という形でお手伝いができたことに
改めて幸せを感じました。