大好きがたくさんの日々
園庭の桜のつぼみが膨らんできて、
少しずつ春のお知らせを感じる日々ですが、
子どもたちからも
内側から芽吹くような成長を感じます。
にじ組担任の友理です。
これは何だろう。
こうしたらどうなるんだろう…の好奇心は
ますます豊かに育っていて、
雨上がりの園庭や公園での水たまりに
葉っぱを浮かべてみたり、枝でつついてみたり、
お部屋でもキルトボックスを斜めにして
羊毛ボールや毛糸玉を転がして
夢中であそんでいます。
その時の子どもたちは
じっとその様子を見たり、体験したりしていて、
その表情やまなざしに感動します。
そして、
見たことをまねて自分でやってみたい!
という姿が、この頃増えてきました。
窓や床、机や椅子を拭く、
食事の配膳や介助をする。
生活のなかで保育者のしていることを、
あそび布を布巾に見立てて拭いたり、
食事の配膳の三角巾やエプロンにしたりして
あそぶ姿が見られます。
時には、保育者が口を押えて笑うと、
その仕草もすぐにまねて同じようにするので、
思わずみんなでまた笑うということもあります。
言葉も増えてきて、
この喜びや思い通りにならない気持ちを、
この人ならわかってくれる!と
身振り手振りで伝えようと一生懸命です。
時にはぎゅっと抱きしめてもらって、
またあそびに行く様子もあります。
大好きな人、大好きなあそび、
大好きな友だち、大好きなごはんやおやつ。
この一年で”大好き”を安全基地として
全身の感覚を大きく広げて、
「こうしたい!」
「やってみたい!」
「伝えたい!」が湧き出ている
にじ組の子どもたち。
ほし組までの1か月の日々も
喜んで過ごしていきたいと思います。