こととも保育園もりやま

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人形劇

夏本番になり、毎日暑い日が続いていますが、
子どもたちにとっては、
一年で最も開放的になれる
季節がやって来ましたね。

4歳児担任の後藤です。

今回は「人形劇」について、
お話させていただきます。

幼児クラスではおやつの後に、
保育者と子どもたちが
小さなテーブルとろうそくを囲んで、
一日の終わりに感謝する
「おかえりの会」があります。

「おかえりの会」の始まりには
保育者が語る季節に合わせた
小さなおはなしの時間があります。

絵本などのようにイラストはなく、
素話でおはなしをしています。

子どもたちは保育者の話に耳を傾け、
一人ひとりの頭の中で、
ファンタジーの世界が広がることを
大切にしています。

同じ素話を毎日、2週間続けています。

けれども、
子どもたちは決して飽きることなく、
日に日にこの時間が
楽しみになってきていることが、
表情からよく伝わってきます。

 

 

そして、3週目には
素話を「人形劇」にして披露します。

 

人形劇の舞台は全て手づくりで、
自然物を使って表現します。

そして、
演じ手の保育者自身が話の内容を深め、
思いを込めて整えます。

また、子どもたち自身の想像力を
働かせることができるよう、
余地を残すようにしています。

今までイメージの中で想像していた
お話の内容が「人形劇」となって見た時、
なんとも言えない驚きや喜びに
満ちた表情を見せてくれます。

「そうだったんだ!」と
納得することもあれば、
好きな場面の虜になる子もいます。

4歳児のつきぐみさんは
毎日繰り返されるおはなしの内容を覚え、
室内自由あそびでは人形劇の
見立てあそびが見られるようになり、
そんな姿に触れると、子どもたちの心に
保育者の思いが伝わった…と
何よりの喜びとなります。

季節が巡るように素話の内容も、
日本の昔話からグリム童話まで、
さまざまなお話が季節に合わせて
語られていきます。

9月に開催の秋まつりでは
人形劇の時間があります。

夏から秋へと季節が移りゆく時期に、
ご家族一緒にゆったりと落ち着いた空間の中で、
温かなファンタジーの世界を
体験していただけたらうれしいです。

今回は初めて乳児に向けた人形劇もありますよ。
当日、子どもたちがどのような表情で
「初めての体験」感じてくれるのか、
今から楽しみでなりません。

ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

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