ランタンまつり
朝晩のつんとした空気に、
ひんやりとした風。
季節は少しづつ冬になってきましたね。
こんにちは、
ほしぐみ担任の杉浦早紀です。
11月20日、21日は
はぐみのの大切にしている行事のひとつ、
「ランタンまつり」が行われました。
午前中にそらぐみ、ほしぐみの子どもたちは
森の中で小人さんを探します。
そこで出会った小人さんや
動物さんたちと会話をしたり、
心を通わせる子どもたち。
近づいていく子、遠くからそっと眺める子、
どの子も小人さんがびっくりしないように
「そーっとね」と小さな声でお話したり、
それぞれの想いを伝えていました。
小人さんに会えた喜びを胸にお昼寝していると、
小人さんから『はぐみのへあそびにいくね』の
手紙が届きました。
小人さんに会えた特別な日は
まだまだ続くことがわかると
とてもいい表情をしていました。
夕刻、少しずつ暗くなり始めたころ、
ひとりひとりに丁寧に渡されたランタンに
灯りをともして、園庭の小人さんに会いに行きます。
静かに、ゆっくりと、夢中で探す子どもたち。
キャンドルが灯る中、
しっかりと両手でランタンを持つ子どもの姿を
大人は信じて近くで見守ります。
「本当にはぐみのにあそびにきてくれた」と
声には出しませんが、
子どもたちと小人さんがしっかりと
つながっていることが伝わってきました。
ファンタジー世界の中に入り込み、
その美しさ、不思議さ、あたたかさを
感じてくれていることに感動しました。
小人さんは子どもたちに
どんな素敵な贈り物をくれたのでしょうか?
贈り物をもらった子どもたちの
心の中に灯る明かりが、
もっともっと明るく輝きますように。