お散歩バック
こんにちは、
2歳児ほし組のみさこです。
舞い散る枯葉や冷たい風に、
本格的な冬の訪れを
感じる季節になりました。
そんな中でも
園庭あそびをしたり、
公園へお散歩に出かけたりして
元気いっぱいの子どもたちです。
公園での楽しみのひとつに
木の実ひろいがあります。
まずは、
チャック付きのビニール袋に
楽しくお絵かき。
初めて使う油性ペンに
ドキドキしながら
みんな思い思いに
絵を描いていきました。
ひもをつけ、
自分のマークを付けて完成。
「あのかばんは いつつかえるの?」
「はやくどんぐりひろいたい!」
子どもたちのワクワクも
どんどん大きくなっていきました。
いざ お散歩。
公園に到着して
首にお散歩バックを
かけてあげると、
どの子も
自分だけのお散歩バッグに
目をキラキラ輝かせていました。
一つ一つの木の実を
大事そうに入れる子、
脇目も振らずに黙々と
袋いっぱいまでひろう子、
友だち同士で
「これおおきいよ」
「たくさんひろったよ」
「ねえね(姉)にあげたいな」など
会話も弾みながら、
楽しい木のひろいとなりました。
子どもたちにとって
公園の木の実一つも大事な宝物。
それを持ち、満足そうな顔で
公園から帰る姿を見て、
「お散歩バックを
みんなで作ってよかったな」
と思いました。
持ち帰った木の実は、
帰りにお子さんと親御さんとで
相談して
持ち帰ってもらっています。
余談になります…。
ご存知の方も多いと思いますが、
持ち帰られたどんぐりは
中に虫がいる可能性もあります。
虫対策をしてくださいね。
・5分~10分程度お湯の中で茹でる。
(お鍋を汚さないようにご注意を)
・冷凍庫で一週間保存する
…などの方法があります。
さらに
余った木の実は
園庭で使って遊んでいます。
砂場では、
ご飯にしたり、
ケーキやプリンの
飾りつけにしてみたりして
子どもたちは楽しんでいます。
中には、
足で少しどんぐりを潰して
固い皮をむき、
「ぐりとぐらのクリームをつくるね」と
絵本を真似て遊ぶ姿もあり、
お話の世界にも
つながっていきました。
築山では、木の柵一本一本に
どんぐりを並べ、
「いらっしゃいませ」と
お店屋さんごっこがはじまると
「ひとつください」と
買い物にくる子もいて、
お友だちとのやり取りも
とても楽しそうです。
子どもたちが
木の実を使って、
どんどんと広がっていく楽しい発想に
驚きや感動の毎日です。
これからも
季節をたくさん感じられる遊びに
つなげていけるよう、
日々の保育を工夫しながら
子どもたちと
楽しく過ごしていきたいと思います。