さつまいもの苗植え

こんにちは。
３歳児そら組担任の高松です。

芽吹きの春を迎え、
生きものが一斉に活動を始めて、
生命力を感じる時期になりました。

散歩先で生き生きとあそぶ姿もまた、
子どもたちも大自然の一部となって
溶け込んでいるように感じます。

さて、今年もさつまいもの
苗植えの時期がやってきました。

５月連休前のよく晴れ渡った日に、
子どもたちのお昼寝の間に職員で
和気あいあいと力を合わせて
いい汗を流しながらせっせと土を耕しました。

身体を動かす下準備も、
子どもたちの顔を浮かべるとよくはかどり、
立派な畝ができ上がりました。

そして、苗植えの日、
今年はそら組、つき組のクラスが行いました。

３歳児のそら組の子どもたちは
手を使って穴を掘ったり、
苗を埋めて根付くように
ぎゅっと体重をかけたりと、
小さな身体で自分なりに
一生懸命に行う姿が見られました。

「自分は何をしたらいい？」と、
目を輝かせて尋ねてくれる、
そのひと言から細かな気づかい、繊細さ、
自然を愛する心が感じられ、
さつまいもとともに
育んでいけたらいいなと思いました。

次の日には４歳児のつき組が行いました。
一人ひとり、腕まくりをして気合十分な、
つき組の子どもたち。

自分の手でできること、
何かの役に立てることが
子どもたちなりの喜びとなっている様子が
よく感じとれました。

きっと子どもたちの純粋な思いが、
手から土を通じて込められて、
よく育つための
たっぷりの栄養になったと思います。

去年はとても豊作だったさつまいも。
今年の秋もおいしく、
たくさんのさつまいもが収穫できますように。