にじ1組の子どもたちとの日々

こんにちは。
１歳児にじ１組担任のゆりです。

にじ１組では子どもたち
１人ひとりが安心して心穏やかに
過ごしてほしい。
自分の思いを大切に
生きられる人であってほしい。
人を信頼する気持ちを
育んでいってほしい…と
いうことを願って
子どもたちにとって
安心安全なお部屋での時間を
大切に過ごしてきました。

心も身体も満たされた時、
「やってみたい」と
子どもたちの中からわき出る思いで
あそびや動きが生まれてきます。

大好きなお友だちのあそびを見て
同じことをやってみたいという
姿もあります。

自分のあそびや動きに
夢中になっている時や
お友だちをよーく見ている時の目は
静かでありながら熱をおびていて
いつも感動します。

そんな日々をじっくり重ねて
にじ１組の子どもたちは
安心安全なお部屋から出て
テラスやホールでも過ごすようになりました。

保育者のそばで座って
そっと水に手を伸ばして
水の冷たさや不思議な感触を握ったり、
上に振り上げたりして
じっくり感じていた子どもたち。

耳、手、肌、目すべてで集中して
今を感じているのが伝わってくるので
私たち保育者は子どもたちの中で
感じているものをそのまま大切にしたくて
あえて言葉にはしすぎないようにして
子どもたちの目線の先、
思いをそっと見守るようにしています。

いつもあたたかく
見守ってくれている人がいて
大切にされている…
そういう自分は特別な存在なのだ。

そうやって子どもたちが
人を信頼して
その子らしく自分に自信をもって
生きてほしいという願いは
なにか特別なことではなく、
なんでもない日々の暮らしの中で
培っていくように感じています。

今日という日が
子どもたちにとって
かけがいのない日であるということは
私たち大人にとっても
同じようにかけがえのない日。
ともに大切に過ごしていきたいと思います。