はぐみの果樹園
こんにちは、調理の柴田です。
気がつけば蝉の声も聞こえなくなり、
夕方に園から出ると、
とんぼが飛んでいるのを
よく見かけるようになりました。
はぐみのにはさくらんぼの木、
みかんの木、りんごの木と
四季折々の実をつける木があります。
りんごの木ははぐみのができた頃より、
ぐんぐん背が高く成長するものの、
花も実もなったことがありませんでした。
しかし、この前の冬、
日陰にもなるし、
切ったほうがいいのかな・・・と
思ってたところ、
白いかわいらしい、かれんな花が
咲きだしてるのを発見。
小さな実をつけだし、ぐんぐん成長し、
暑い夏にほんのり赤く色づいた
かわいいりんごの実がみのりました。
そこで、保護者のお父さんにお願いし、
りんごをとることになりました。
お父さんには「模倣の対象」として
庭師のいでたちで
りんごをとってくださいました。
小ぶりなりんごでしたが、味見をしてみると
とてもよい香りがして、
甘酸っぱくておいしく、
やっぱり取り立てが一番だと思いました。
その後たべきれないので、
りんごで園長先生が
とてもおいしいジャムを作ってくれました。
できたてのりんごジャムと
ヨーグルトをおやつに提供しました。
おいしいおやつを食べながら、
子どもたちは最高の笑顔でした。
今年は酷暑で、野菜の苗たちにも
厳しい季節でしたので、
収穫した野菜や果物は少なかったです。
けれども、いつも子どもたちは
調理室に持ってきては
「おいしく調理してね」と
目をキラキラさせています。
これからも子どもたちが笑顔になる
おいしいごはんを作っていきたいと思います。