ゆめからにじへ

日に日に暖かくなり、
春の訪れを感じます。
園庭のさくらんぼの木は
来る卒園式を祝福するかのように
満開になりました。

こんにちは、
ゆめぐみ担任のペッマニーです。

９月にひとりで始まったゆめぐみも、
３月に新たに２人の子どもたちを迎え、
6人になり、
ますますにぎやかになりました。

この半年で
いろいろなことを見て、
触って、感じてきた
ゆめぐみの子どもたち。

立ち上がって歩くことが
できるようになったり、
オムツを替えてほしいと伝えてくれたり、
くつ下を脱げるようになったり、
自分でスプーンを持って
上手に食べられるようになったり、
アシドミルクをこぼさずに
飲めるようになったり、
数え切れないほどの
「できた！」「嬉しい」の場面に
毎日毎日立ち会うことができて、
本当に幸せを感じています。

最近ではクラスの人数も増えたためか
「こうしたい」「こうしてほしい」と
より細やかに、時により強く
伝えてくる姿が見られます。

声や仕草や表情、
身体いっぱいを使って
全力で思いをぶつけてくる子どもたち。

そんな子どもたちには、
保育者も全力で応えなければ
すぐにそれを見透かされてしまうようです。

「この人なら大丈夫」
「この人なら受け止めてくれる」

そう信じてこちらを見つめる
澄んだ目をまっすぐに受け止め、
安心で満たすことができるよう、
日々子どもたちと向き合っています。

ゆめぐみでの時間は
残り少なくなってきましたが、
４月からのにじぐみでも、
みんなの中に生まれた
小さな小さな芽が
すくすくと伸びていくよう、
これからも見守っていきたいです。

優しいゆめを見ていた子どもたちが、
どんなにじを描いてくれるのか、
今から楽しみです。