クリスマスを待ち望み
こんにちは、
フリーのあいりです。
つい最近まで、
「日中はまだ少し暑いね」
なんて太陽の暖かさを
感じられていたのですが、
肌に当たる風に思わずキュッと力が入り、
冬到来のような冷たさを
感じています。
子どもたちと過ごす時間は
いつもポカポカと暖かいのですが、
そうはいられなくなる寒さに
しっかり備えていきたいです。
また、日も短くなり
あっという間に夜をむかえる中、
クリスマスに向けて
あたりはより一層輝き、
暗闇の道を明るく照らしてくれます。
はぐみのでも、
職員のみなさんが願いや想いを込めて
クリスマスの準備をしています。
お部屋に飾られているリースは、
さつまいもの蔓を手で編むところから
時間をじっくりかけて、
一つひとつ丁寧に作り上げられています。
また、窓に沢山飾られている
トランスパレントは
差し込む光を色鮮やかにし、
子どもたちも
嬉しそうに見つけてはうっとりと眺め、
お部屋も温かく
包んでくれるような気がします。
そして、クリスマスといえば。
まだ飾りをつける前から
ツリーを見て、
「くりすますー!」
と、大喜びの子どもたち。
大人が丁寧に、丁寧に飾りをつける姿に
子どもたちも息をのむように
ジッと見つめ、
静かな時間が流れていました。
飾りつけを終えると、
「きれいだね~」
「おほしさまみつけた!」
「わたしこれすき~」
と、クリスマスツリーを
穏やかに眺める子どもたちの瞳の奥に
温かな光のゆらぎを感じました。
クリスマスを待ち望み
光が集まったこの空間は、
なんだか、より特別な温もりに感じました。
子どもも大人も立ち止まり、
一定の距離を保って眺めています。
クリスマスツリーの全体、
そして繊細で素敵なオーナメント。
さらに細かく、
形や素材、描かれている絵など、
オーナメント一つひとつにも
個性が見えてきます。
周りが見えなくなりがちな
自分にも改めて、
この大切な感覚に気づく
きっかけとなっています。
子どもたち一人ひとりの個性に気づき、
より輝かせてあげられるような
大人になれるよう、
これからも日々、
子どもたちと成長していきたいです。