2024/11/14

おうちの方とともに~運動会〜

お天気の心配をよそに、
秋晴れとなった運動会。

幼児クラスのみんなが描いた
国旗がはためく中、
大好きなおうちの方々と
身体を動かす楽しさを味わいました。

主任の河合です。

運動会当日に向け、
特別に練習はしないのですが、
みんなに見てもらう日は
やはり子どもたちにとっては特別な日で、
一つの節目。

その節目には”なりたい自分”になるために、
一生懸命。

だからこそ、
それが達成できた時、
子どもたちにまた”新たな力”がついていきます。

そこで、
「どんなチームにしたい？」をテーマに
話し合いがスタート！

その結果、
「みんなに優しくできて、
なんでも勝てる強いチームの赤組」と
「みんなで力を合わせて、
速くて元気１００パーセントな
チームの白組」が誕生。

その思いに添って応援旗も作成し、
準備万端！

様々なプログラムの中でも、
おうちの方々の子どもたちへの
温かいまなざしがうれしいナンバーが
るり組の『レッツ　トライ！』。

日常のあそびで取り入れている
跳び箱、一本橋、竹馬、鉄棒、縄跳び…の、
どれか三つを自分で決めます。

得意なものを選ぶ子、
挑戦中のものを選ぶ子、
それぞれの思いを胸に
みんなの前で挑戦します。

運動会は日常の生活の積み上げの
ひとつひとつのプロセスを見てもらう
機会でもあります。

おうちの方々もそれを理解してくださって、
挑戦中の子の真剣な様子を
感動を持って見守ってくださいます。

るり組１３人、
やまぶき組１２人の長い時間ですが、
自分のお子さんでなくても、
最後まであきらめずに進む姿を
暖かく応援してくださいました。

そんな姿を感じて子どもたちも自然に
「Aちゃん　がんばって〜！」
「あと少し〜」と
エールを送ります。

すると、そこに
カメラを向けるお父さんの姿が…。
自分の子が挑戦している時に
応援の嵐を撮影してみえました。

おうちのみなさん、
そしてこのお父さんの姿を見た時には、
大人と子どもが信頼し合い、
ともに喜びを感じていくのだなぁと、
うれしく思いました。

おうちの方のパワーも、
徹底的に見せつけられたプログラム
『パンツで　ゴー！』。

大きなパンツに大人二人が入り、
リレー形式でトラック一周を全速力。

運動会前から「真剣勝負します！」と
心の準備を伝えてくださる方も…。

子どもたちに頑張っている姿を
見せたい思いはみんな一緒。

一生懸命頑張れば、
勝っても負けてもウインウイン！

ゴールでは、後からきたチームを待って
ハイタッチ！してみえました。

なんてステキ。
連写してしまいました。

そんな大人の姿は
絶対に子どもたちに伝わり、
”心豊かに育っていくこと
間違いなし”です。

そんなハッピーな運動会では
おうちの方と園は、
車で例えれば”両輪だなぁ”と改めて感じ、
感謝の気持ちでいっぱいでした。

子どもが内面に持っている
”育つ力”を十分に発揮できるよう、
今後もますますおうちの方と園が
両輪となって
手助けをしていきたいと思います。