きみは うちの子？
こんにちは 園長の稲岡です。
毎日 暑いですね。
こととも保育園の夏は盛りだくさん
先日は「 夏まつり」「 すいかわり」来週は「ぞうぐみ夏のお楽しみ会」夏の締めくくりは「かきごおり大会」
楽しいことが目白押しです。
実は、それとは別に・・・園長には 今年の夏 とても楽しみにしていることがありました。
梅雨が明けて夏らしくなってきた頃から 園長は 時々 下を向いて園庭をうろうろ
「ちえせんせーい なにしてるの？」
『穴を探してるのよ～』
「なんのあな？」
『セミの穴だよ～」
こととも保育園もりやま は今年 開園８年目。
開園の年に生まれたセミの幼虫が 大きくなって さなぎになって 出てきてるかも・・
そうです。こととも生まれ、こととも育ちのセミに出会えないかと探していたのです。
しかし・・セミは何匹か見つけられるのに、穴は全然見つかりません。
『君たちは ことともの子じゃないんだね・・」
ある日 いつものように園庭をうろうろしていると
園庭のケヤキの木の下に
とうとう見つけました！
『きみは うちの子？』
「こととも保育園」の名前は「子どもとともに育ちあう保育園」という意味で名付けられました。
保育園の職員も 保護者の皆さんも 保育園も（・・セミも・・）
みんなで一緒に 育ち会えているかな？
少し前のことですが ,こんなこともありました。
ピンポーンと呼び出し音にモニターをのぞいた栄養士の菜月さんが「卒園生の子だと思います」って
『あら Sちゃん！どうしたの？』（２年生の子です）
「カギを家に忘れて入れないの」
熱中症アラートが出ている暑い日です。
『大変だ！入って入って 休憩してって お茶持ってる？』
優しかったお姉さんの来訪に 子ども達は大喜び。Ｓちゃんにむらがっています。
熱中症にならなくて良かった。。困った時に保育園を思い出してくれたことがとても嬉しかった～
Ｓちゃんのお母さんが心配するといけないので、お電話だけはちゃんとして お母さんの帰宅時間まで保育園で待ってもらいました。
保育の仕事は つながる仕事です。
コロナが始まってから、同窓会を開催することが難しく、なかなか卒園生に会うことがかないませんが、
保育園を卒園したあの子もこの子も元気かな？ Sちゃんみたいに まだ心のどこかで保育園とつながっていてくれてるかな？
そんなことを思う出来事でした。
セミに負けずに みんな大きくなあれ！
ちえ
