こととも保育園もりやま

  1. HOME
  2. しかやまのブログ一覧
  3. 夢中になれるもの 

園内紹介

ニュース

夢中になれるもの 

こんにちは。
4歳児やまぶきぐみ担任の
加川です。

新年度が始まり、
早くも2ヶ月が経ちました。
ひとつ大きいお兄さん、
お姉さんになったことに、
喜びを感じている今日この頃。

お部屋で一緒に過ごしている
3歳児のあかねぐみさんが
困っている姿を見ると
やさしく話しかけたり、
手をつないで連れていってあげたり・・・。

自分より年下の友だちが
困っていることを理解して、
丁寧に説明しようとしています。

話し方も、その子に合わせて
変えることもできます。

今まで自分がしてもらっていたことを、
今度は自分たちがやってあげたいという
気持ちが芽生えてきているようです。

園庭ではゴールデンウィーク明けから
泥あそびが始まり、
「今日も泥まみれになりたいな」と
つぶやき、
毎日楽しみにしている子どもたち。

砂場ではるりぐみさんと
一緒に砂を掘ったり、
道を作ったりしていました。

大きくて深さのある穴も作り、
そこへタライから
運んできた水を流し入れます。
大きな海ができました。

「もっと掘らないと溜まらないよね!」
「もっと水を運んでこよう!」など
るりぐみさんにリードされながら、
砂を掘ったり、
水を運んだりしていました。

友だちと深い穴のイメージを共有しながら
協力して取り組もうとしています。

また、園庭に
泥の水たまりができると、
そこへ寝転がり、
「気持ちいい〜♪」と。

それを見た他の子も
真似をし始めました。

起き上がり、お互い
泥まみれになった姿を見て、
友だちと大笑い!

全身で泥の感触を
楽しんでいる子どもたちです。

他にも夢中なものとして
“コマ回し”があります。

始めた頃はコマを回すどころか
コマの紐すら巻けなかったのですが、
毎日のように行っていくうちに
今ではコマの紐も上手に巻き、
回せるようになった子がたくさんいます。

コマ台の上でコマを回せると、
「見て!回った〜!」と喜び、
連続で回ると、
「これで〇回目〜!」と
大興奮でした。

自分で目標を立てて
挑戦していく子どもたち。

るりぐみさんのような
コマ名人を目指して、
ひたすらコマを回し続けることでしょう。

何かに夢中になって、
思考をかりたて遊ぶことは、
自分でいろいろな解決法を
見いだしていこうとする態度や
自分のやりたいことを
実現していこうとする
意欲が培われていきます。

あそびを通して得られる
楽しさや成功体験は
“自分にはできる”という
自分を信じる気持ちにつながります。

十分に遊びこむことで
心地よい満足感や達成感を
味わっていきたいです。

しかし、いつも同じように
コマを回せるとは限りません。

昨日はたくさん回せたのに・・・
なんてこともあります。

思うようにコマを回せず、
ついには涙が出てしまうことも。

悔しくて涙が出てしまうぐらい
一生懸命になれることがあるって
素敵なことですね。

これからも夢中になれることやもの、
いろんなことに挑戦できるように
子どもたちの“やりたい!”を
たくさん引き出していけたら
いいなと思っています。

ページのトップに戻る