こととも保育園もりやま

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新米の季節

こんにちは。
調理師の川原です。

秋の気配が深まるこの頃。
お散歩から帰ってきた子どもたちが、
「みて!みて!」
「どんぐり、いっぱいとれた!!」
と、嬉しそうに見せてくれます。

何よりも秋を感じさせてくれる光景です。

朝晩の気温差が大きくなり、
体調も崩しやすくなります。
旬の野菜を食べて
風邪に負けない丈夫な身体を
つくっていきたいですね。

園での食事にも、
冬野菜やいも類、根菜類を
多く取り入れていきたいと思います。

そして
秋といえば新米の季節。

とれたての新米は甘く、
輝くようなツヤや粘りがあり、
みずみずしさが違います。

そんな旬のお米を使って、
あかね組さん、やまぶき組さん、
るり組さんでは
「おにぎり作り」をしました。

るり組さんは
お米を研ぐところからのスタートです。

栄養士さんから
お米の研ぎ方を教わり、
一人ずつ丁寧に
お米を研いでくれました。

おにぎりの具になるおかかも
鰹節削り器で、自分たちで削ります。

栄養士さんに付き添ってもらいながら、
慎重に行います。

醤油で煮立てて、
おかかの完成です。

ふっくらと炊きあがり、
白く輝くご飯を前に
子どもたちの、口から
「おいしそう!」
「早く食べたい!」
の言葉が自然とでてきます。
視覚、嗅覚を刺激します。

手作りおかかを混ぜた、
ほかほかのご飯をラップに包み、
自分のおにぎりをにぎる子どもたち。

三角おにぎり、まん丸おにぎり、
様々な形のおにぎりができあがりました。

自分で作ると
いつも以上においしく感じ、
あっという間に完食。

おかわりも自分たちでにぎり、
格別の味を楽しんでいました。

普段、当たり前に食べているご飯。
おいしく楽しく作ることで、
食べ物への関心が高まり、
食べ物の命への感謝の意味、
食事ができるまでに
たくさんの人たちが関わることの
感謝の意味が伝われば…と思います。

これからも
五感を刺激し、
心を豊かにする食事を
提供していきたいと思います。

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