こととも保育園もりやま

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目を合わせて心を通わす

日中の陽差しには
まだ夏の名残もありますが、
朝夕の心地よい風に
秋の気配を感じられるようになりました。

0歳児もえぎぐみ担任の荒川です。

今月には6人目の友だちを迎え、
もえぎの部屋はますますにぎやかになりました。

朝の登園時に、
おうちの方と離れる時には涙を見せる子も、
今では友だちが笑顔であそんでいる中、
”ここは楽しいところなんだ”と
笑顔を見せてくれるようになりました。

 

子どもだけでなく、大人でも不安な時は
心がきゅっとなって神経が研ぎ澄まされます。

まわりに信頼している人がいない時は、
自分を守ろうとする力が働いて、
行動が穏やかでなくなることもあります。

「人は一人では生きていけない」と言われますが、
それを本能で知っているんですね。

笑顔で自分のことを見てくれる人がいると、
つい笑顔に。
今まで接してきた人(=ご家族など)との関係が
あたたかいものだったことが感じられます。

生まれて間もなく、
目もはっきりとは見えなかった頃の赤ちゃんは、
自分に向けられるやさしい声を頼りにして、
声を出すようになります。

この時期に、
”人を求めたらちゃんと応えてもらった”
という体験をすると、
赤ちゃんは声をかけられたら
相手の目を見ることができるように
なるんだそうです。

相手の目を見て話すという、
人と人が心を通わす土台が
ここでつくられるんですね。

もえぎぐみのみんなは話しかけると、
どの子もしっかり目を合わせてくれます。
自分に向けられたやさしい目が
自分を受け入れてもらえたことを
しっかりとわかってくれています。

手を握ったり開いたりしながら
わらべうたを唄いかけると、
初めはじーっと目を見て聞き入っていました。

「にぎ  にぎ  にぎ」

その声を聞きながら、
だんだんと大人のする手の動きを見て、
自分でも手を動かし始めます。

うまくできたことを伝えるのに、
ゆっくりと手を打ちながら、

「じょうず  じょうず  じょうず」

うれしくて、手を打つことも真似するように。

上手に積み木を積めた時、
がんばって斜面をハイハイで上りきった時には、
満面の笑みで振り返って気持ちを伝えてくれます。

私たちもうれしくなって一緒に、

「じょうず  じょうず  じょうず」

不安な時、上手くいかないことがあった時にも、
涙を流しながら目を合わせて抱っこを求めます。

「怖かったんだね」
「嫌だったんだね」

こちらもしっかりと目を見て、
気持ちに共感します。

わかってくれる人がいることで、
その子の力になるのだと思います。

まだ、はっきりとしたことばは話せない
もえぎぐみの子どもたちですが、
絵本ラックの下で指差し、
「絵本を読んでほしい」と伝えたり、
少しでも不安な場面があると
目を合わせて胸に飛び込んできたりしながら、
しっかりと意思を伝えてくれます。

目と目を合わせて毎日いっしょに過ごす中で、
気持ちに寄り添い、
うれしいこと、くやしいこと…。
これから味わういろいろな感情に
共感しながら心を通わせ、
新しいことを一緒にチャレンジしていきたいと
思っています。

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