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私たちの七夕
こんにちは。
もえぎ組担任の桂本です。
4月からスタートしたもえぎ組も
あっという間に2ヶ月が過ぎました。
日課をもとに毎日同じ流れ、
保育者と関わってきたことで
子どもたちも見通しや安心感を持つことができ、
たくさんの笑顔を見せてくれるようになりました。
今月から新しい友だちが1名仲間入り!
もえぎの先輩たちも歓迎してくれ、
好きなあそびを楽しんでいます。
さて、こととも保育園では
毎年6月に七夕会を実施しています。
七夕を一足先に行うことで、
子どもたちが七夕の意味を知って
興味が持てるように、
そして、主体的にあそびへと
つなげていけるような
あそびの種になれたらいいなと思っています。
今年も11日に七夕会が行われました。
乳児さんはいつもと違う環境に涙ぐんだり、
保育者にしがみつく姿もありましたが、
シロフォンのきれいな音色が聴こえると、
「なになに?」というような表情で
見つめ始めました。
ハンドベルでの演奏では
「きらきら星」と「たなばたさま」を聴きました。
チリンチリ~ンと重なり合う音がとてもきれいで、
子ども大人もうっとり。
耳を傾けて音を楽しみます。
演奏が終わると、
大人と一緒に拍手をしてくれていました。
“七夕とは?”がわかる小劇、
『七夕』(こととも保育園バージョン)では、
職員が役になりきって
七夕を解説!
まだ乳児さんにとっては難しい内容ですが、
興味津々でじーっと見つめたり、
カラーポリ袋で作られた天の川が
波打つのを目で追ったりする姿が。
子どもたちなりに、耳や目を刺激して
楽しんでいるようです。
幼児さんは異動で会えなくなった
職員の登場に大歓喜!
マジックショーも小劇も
びっくり&大笑いして楽しんでいました。
七夕会が終わった数日後、
幼児クラスでは保育者が
三角や細長く切られた折り紙を持って
七夕飾りを作り始めると、
早速子どもたちも
「僕も!私も!」と集まって作り始めました。
やまぶき組は去年作ったことを覚えており、
輪飾りを作るのもお手のもの!
「○○色あったー」
「天井にくっついちゃうくらい長くするぞ!」など、
自分なりに目標やこだわりを持って
どんどん長くつなげていきます。
そんなやまぶき組の近くで
あかね組も挑戦しますが、
初めてのことでまだ仕組みがわからず、
裏側同士をくっつけてしまうことも。
それでも今まで体験したことのない
あそびが楽しくて、
くっつける向きを保育者に教えてもらいながら、
少しずつコツをつかんできました。
夢中になって作った自分の作品は特別なもの。
そして、飾ってもらうことは
とてもうれしいことで、
じーっと眺めて満足そうな表情でした。
作ることに楽しさを感じ始めたあかね組は、
自ら「やりたい!」と言って作り始めるように。
三角飾りにも取り組み始め、
ますます飾り作りの世界に入り込んでいっています。
夢中で真剣な表情、
完成しうれしくてニコニコな表情…。
どんな表情も子どもたちが輝いて見えて
素敵だなと感じます。
るり組では現在宇宙が大ブーム!
七夕会の前から読み合っていた
『うちゅうえんそく』という絵本に出てくる
ペットボトルロケットに憧れ、
Myペットボトルロケットを製作していました。
そんな時に七夕会が行われ、
重たくてロケットに乗ることができない
自分たちの代わりに、
織姫様と彦星様に乗ってもらおう!
そして2人が天の川ではなく、
宇宙で出会えますように…
という願いを込めて、
織姫様と彦星様が乗ったロケットを製作。
「織姫は女の子だからハートを描こう♪」と
かわいいデザインにしたり、
大好きな宇宙と言ったら…の
UFOを描いたりなど、
るり組らしく細部にまでこだわっているようです。
シロフォンでの「たなばたさま」の演奏や
保育者と一緒に歌って、
七夕の雰囲気を楽しんでいる乳児さん。
幼児さんは
「どんなお願いごとにしようかな?」と、
すでに子どもたちの頭の中は
わくわくでいっぱいです。
いろんな楽しさや想いが詰まった七夕、
みんなの願いが叶いますように。