こととも保育園もりやま

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13名で過ごした時間

こんにちは。
5歳児るり組担任の森脇です。

年長のるりぐみだけの時間を過ごす
毎日のるりタイムを楽しんでいる子どもたち。
そんな中、子どもたちにとって
一大イベントの一泊二日の
”スペシャルるりタイム”がありました!

この日をスペシャルにするため、
楽しみに期待を大きく大きく膨らませながら、
みんなで準備を進めてきました。

グループの友だちと話し合ってグループ名を決め、
シンボルマークを描くと、
グループとしての絆が少し芽生えたようです。

食事の材料の買い出しに、
野菜を洗うお手伝い。
野菜マークのるりぐみは、
”スペシャルるりタイム”でも大活躍!
さまざまな場面で
自分たちの野菜が登場していきます。

準備が進む中、
夏の疲れや感染症から体調を崩す子が増え、
全員揃って過ごせるのかと
不安が出てきました。

そのため、
子どもたちは手洗いやうがいなど、
できることを意識し、
体調を一番に考えて過ごす
子どもたちの頑張りと熱い思い、
保護者の皆さんのご協力のおかげで
13名揃って、当日を迎えることができました!

はじめに、
栄養士のみつえさんと、
うどんづくりの第一弾として、
生地踏みをしました。

グループの友だちと
“おいしいうどんになりますように”と
順番にふみふみダンス。

生地を寝かせている間は戸外あそびへ。
まだまだ暑さが続く中、
水や泥あそびを全身で楽しみ、
シャワーを終えて
自作の有松鳴海絞りのTシャツへと着替え。

みんなで着るのは
この日がはじめてのため、
「かわいいね」
「色がちょっと似てるね」と
互いのTシャツ姿を見ながら
笑顔を輝かせていました。

たくさんあそんでお腹が空くと、
お昼ご飯の時間。
会場のテラスには
テントやバーベキューコーナーがあり、
メニューはみんなが買い出しに行って
洗ってくれた野菜を使ったカレーライス。

一人ひとりの
野菜のマークの旗が立派に立っており、
自分のだと、うれしそうな表情を
見せながら食べていました。

その後はアイロンビーズやさまざまな素材を使った
フォトフレームづくりを楽しみ、
おやつには先月の
かき氷パーティーで大好評だった
冷たいかき氷を食べました。

午後のうどんづくり、
第二弾は生地を切ること。

みつえさんと包丁の使い方を
確認しながら、
生地を切る体験をしました。

うどんのできあがりを待ちながら
過ごしていると…。
部屋までいい匂いが漂ってきて
お待ちかねの夜ご飯の時間に。

会場のウッドデッキに行くと、
机の上にはみんなで
力を合わせてつくったうどんと
お昼のバーベキューコーナーにあった
フランクフルトと焼きとうもろこし。

「いっただきまーす」と
元気よく手を合わせ、
「全部おいしい」
「スペシャルるりタイム、楽しい」と
言葉にしながら、
お腹いっぱいになるまで
うどんを味わいました。

外も暗くなり始め、
シャワータイムを過ごして
パジャマへと着替えると、
園庭の花火の音を合図に
夜のお楽しみスタート。

”にじいろちからくんが帰ってきた?!”
るりぐみのみんなへクイズを
用意してくれたと手紙に書いてあり、
ヒントをたよりに園内を探してみることに。

夜の雰囲気にドキドキして
涙を見せる子もいましたが、
友だち同士で
「大丈夫だよ怖くないよ」
「一緒に行ってあげるからね」と
励まし合い、
協力してヒントを集めていくと
『うちゅうにいちばんちかいばしょ』
というキーワードへたどり着きました。

それって一体…
すると一人の子の
「テラスはまだ行ってないから探してみたら?」
という言葉にみんなでうなづき、
テラスへ出発。

テラスのドアを開けてみると
にじいろちからくんの姿が!
ちからくんとの再会を喜び、
宇宙から見守ってくれているだろう
ナーサちゃんに手を振り、
クイズの正解に達成感いっぱいの子どもたち。

そんなみんなへちからくんから
アイスのご褒美が用意されており、
7月にみんなで並んで見た
プラネタリウムのように星空の下で
「ちからくんありがとう」と
アイスを食べ始めました。

すると話は
「ちからくん、いつ帰ってきたのかな」
「もしかしてアイス作ってくれたのかな」と
ちからくんとアイスのことがたくさん。

最後は宇宙から帰ってきた
ちからくんからだから、
「宇宙味のアイスだね」と
宇宙の味を堪能した子どもたちでした。

そして歯磨きをして寝る時間に。
ちからくんが見守ってくれている安心感と
一日楽しんだ満足感から
あっという間に眠っていきました。

ぐっすり眠って翌朝目覚めたあとは、
自分たちで支度をして
散歩へ出かけ朝食を食べて、
保護者の方の迎えを待ちました。

夏の終わりとともに
一人ひとり心も身体も大きくたくましく
成長した子どもたち。
そして、スペシャルるりタイムを通して
友だちとの協力や互いを思いやる大切さも
より感じられたことと思います。

何よりも一緒に過ごす仲間、
るりぐみの絆も、
より一層深まったことと思います。

これから運動会や”おおきくなったねの会”など、
大きな行事が続く中で
一人ひとりの成長はもちろんのこと、
るりぐみ13名の絆も、
見られるのではないでしょうか。

そんな期待を膨らませてしまいますが、
毎日を過ごす中で
一人ひとりの姿を見守り、思いに寄り添い、
当日だけでなく、それまでの過程を
大切に過ごしていきたいと思います。

この”スペシャルるりタイム”で
味わったさまざまな思い、
13名で過ごしたかけがえのない時間を
忘れずに大きくなってほしいと思います。

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