うさぎ組、空前のブーム到来。

こんにちは、うさぎ組担任の可児です。

早いもので2023年もあっという間に1カ月が過ぎました。

時の流れの速さに少し驚くと共に、子どもたちも負けずに日々成長しており、身の回りのことを意欲的に自分でやろうと頑張る姿や、友だちが困っていると自然と手伝ってあげようとしている姿が、とても頼もしいです。

そんなうさぎ組の子どもたちは最近、空前の“ベイビーシャーク”ブーム到来。

ひとりの子が何気なく口ずさんでいたこの曲に、他の子も段々と楽しい曲と感じ始めたのか、自然とみんなで歌って笑い合っていました。

曲を探して流してあげると、大喜びで踊り出す子どもたち。

今では、毎日「ベイビーシャークやりたーい。きょくかけて～。」と、喜んでくれているので、私たちも一緒に踊って楽しんでいます。

そしてもう一つ、ブーム到来と言えば、“とんとんとん”という絵本が大好きなこと。

いつからか「とんとんとん、かーずきくーん」という楽しそうな声が毎日聞こえてくるようになり、はじめは一人ひとりで絵本の世界観を楽しんでいたのが、

次第に友だち同士「いっしょにみよう。」と誘い合い、誰かと一緒に絵本の世界に入り込んでワイワイやり取りするのが楽しくなってきた様子。

そこで子どもたちに「かずきくんのお家に遊びに行けたら楽しそうだよね。みんなでお家のドア作ってみる？」と提案すると、「かずきくんのおうちつくりたーい。」と大喜び。

すると「ぐわーのおうちもつくりたい。」とひとりの子が言い、れを聞いて他の子も「たこさんのおうちにあったらいいな…」と、次々に意見が出てきたので、子どもたちと相談をして、かずきくんのお家の黄色のドアのほかに、青、ピンク、茶色のドアも作ることにしました。

去年はB紙1枚をローラーで塗るのに、5，6人でやっとだったので、なんと2人で大きな1枚をあっという間に塗れてしまい、びっくりしました。

完成したドアを見て、自然と「とんとんとん…」とノックしに行く子どもたち。

そんな姿から、「かずきくんからの手紙が届いたんだけど…」と、子どもたちに話すと、

「えっ？なんで？ほんとうだ。」と期待に胸を膨らませていました。

「みんなでかずきくんのお家まで探検に行こうか？」と誘うと、「やったー。かずきくんのおうちさがしにいこう。」とワクワクが止まりません。

ドアを発見する度に「とんとんとん、かーずきくーん。」と元気に呼びかけます。

するとドアの向こうから色々な住人が出てきては、本当に絵本の世界に入り込んだかのように毎回大きな反応が返ってくるので、かわいくてたまりません。

実際に自分たちでお家のドアを作り、遊びに行ったことで、より“とんとんとん”の絵本の世界が楽しくなって、子どもたちの方から「かずきくんになにかもっていきたいな。」と話すように。

そこで、ひとり一つカバンを作り、その中にそれぞれがかずきくんにあげたいお土産を入れて、また遊びに行こうと子どもたちと相談し、さらに“とんとんとん”の世界が広がって、楽しくなることを計画中です。

子どもたちが今後どんなおもしろい発想をし、楽しい展開が待っているのか、私たちもまだまだこの“とんとんとん”の絵本の世界にワクワクしていると共に、子どもたちと満足するまで楽しんでいきたいです。

ゆう