こととも保育園もりやま

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お友だちの笑顔

テラスのそばで飛び回っていた
ツバメの親子が南の空へと旅立ち、
やがて、赤とんぼが
あそびに来てくれるようになりました。

子どもたちとあそぶテラスも、
爽やかな風と共に秋を感じさせてくれます。

 

一歳児あさぎぐみ担任の荒川です。

 

新年度が始まってから、
半年が経ちました。

お家の方を求めて涙を見せていた
春の頃が懐かしくなるくらい、
今では楽しそうに自分であそびを
見つけられるようになりました。

 

 

興味を持った玩具に一人で向き合い、
黙々と熱中する姿。

「自分にとっての大切」を
独り占めしたくなるこの頃は、
時に玩具の取り合いにも
なることもありますが、
だんだんと
「いっしょにあそぶと楽しい」
「分けて使うと楽しい」と
顔を見合わせ、
〝お友だちといっしょ〟にあそぶ姿も、
とても増えてきました。

設定を自分たちで考えて
同じあそびをして、
使う玩具を分け合う姿も
見られます。

 

 

一人が頭の中でくり返し流れる
お気に入りの歌に合わせて踊っていると、
「楽しそうだな」と寄っていき、
見よう見まねで一緒に踊りだします。

実際に音楽が流れていなくたって、
一緒に踊る友だちが
笑顔だというだけで、
とっても楽しいんですね。

 

自分だけでなく、
ここにはお友だちがいて、
一緒に過ごす空間がある。

入園当初、
家族以外の知らない人の中で、
はじめは大人が傍で寄り添うことで
安心が生まれました。

応えることで
信頼関係が築かれていきました。

そして、
毎日顔を合わせて過ごす中で、
あさぎさん同士の
信頼関係が芽生えてきています。

 

自分ができて楽しかったことを、
お友だちがしていて応援する姿。
そして、
その子ができて自分の喜びになる。

 

 

嫌な気持ちになって
しょんぼりしているお友だちがいると、
心配になって近寄り、
手を差し伸べる姿も見られます。

仕草や行動で伝えることはできても、
「思いやること」は直接、
大人が教えられるものではありません。

自分がしてもらった温かさを
知っているのですね。

 

 

一緒いる友だちが笑顔になる。

それが楽しくて心地よいと感じる中で、
好奇心が芽生え、
できた!が育まれていく
空間をつくっていきたいと思います。

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