こととも保育園もりやま

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しゃぼん玉あそびから

こんにちは
1歳児あさぎ組担任の西田です。

新年度が始まって1ヶ月、
少しずつ新しい環境にも慣れてきて、
毎日のテラスあそびを楽しんでいます。

特にしゃぼん玉あそびが大好き。
もえぎ組の頃、
コップに牛乳を注いだ時の泡や、
ペットボトルの水の中の泡を見て、
「しゃぼん玉だ!」と喜んだことをきっかけに、
テラスあそびに取り入れたところ、
大人気で、
室内でもおもちゃを組み合わせて
しゃぼん玉あそびが盛り上がったほどです。

そして、テラスでは
しゃぼん玉をやりたいことを
毎日催促するようになり、
追いかけたり、手を伸ばしたり、
しゃぼん玉の歌を歌ったり⋯。

すると、毎日の繰り返しのなかで、
ある発見がありました。

天気によって違うことです。
風の強い日はすぐに飛んで行ってしまうし、
雨上がりの日は
人工芝や扉などにくっついたり、
雨水と一緒に流れてきたりするのです。

「めえる めえる めえる」と
遠野のわらべうたに合わせ、
股の間からしゃぼん玉を
見る姿もありました。

最近では、
‶自分でやってみたい〞という思いが強く、
「フーッ」と吹くことに挑戦しています。

こんなふうに子どもたちは、
しゃぼん玉あそびから
いろいろなことを発見し、深めています。

真剣なまなざしや面白い発想に感心したり、
笑顔をもらう毎日です。

テラスをじっくり観察するなかで、
今度は虫にも興味が広がっています。

『好奇心が育む学びの世界』という本があります。
‶なんで?〞
‶どうして?〞
‶やってみたい!〞という
ドキドキワクワクが、
子どもたちの様々な力を養い、
自分の頭で考える力を育んでいます。

それは、今、求められている保育であり、
楽しくてたまらない体験を
積み重ねることが大切だと思います。

子どもたちの気付きに寄り添い、
一緒に楽しむなかで、
好奇心をくすぐる環境設定を工夫したいと思うとともに、
興味関心を安心して
ありのままに表せる雰囲気作りも
大事にしていきたいと思っています。

今月の絵本『てん てん てん』
(作・絵:わかやましずこ、福音館書店)は
てんとうむしが表紙になっています。

「テラスで見たね」と興味津々です。

きっとここからまた、
あそびが広がっていくだろうと、
私もワクワクしています。

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